サンコー ラクア食洗機のデメリット12選【解決法も紹介】

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THANKO(サンコー)の卓上食器洗い乾燥機ラクアは大手のPanasonicの食洗機と比較すると半額以下で購入のできる非常にコスパの良い家電です。
しかし、良い点がある反面デメリットも存在します。

今回は実際に1年間ラクアを使用してきて、人によっては気になるかな?というデメリットが合計12個見つかりました。
ラクアのレビューでは書ききれなかった細かいポイントを紹介しています。

ラクアのレビューはこちらから↓

目次

1年以上使用して感じたサンコー ラクアのデメリット

サンコー ラクアを使い続けて感じたデメリットは12個あります。
ただし、細かい部分も含めたものです。
前半の6つは解決が難しいもの、後半の6つを比較的解決がしやすいものに分けています。

下記の6つのポイントが許容できない場合はラクアの選択は避けた方がよさそうです。

該当したら避けるべき6つのデメリット

  • 設置場所が解決できない
  • 乾燥機能をメインで使いたい
  • 容量が大きいものが良い
  • 小さな動作音でも気になる
  • 月に数百円でも電気代が上がって欲しくない
  • タイマー機能を使用したい

それぞれ解決法も提示していますがそれでも難しいかなと思うのであれば他の機種も検討してみましょう。
ただし、他機種でも同じようなデメリットに該当する可能性が高いです。

前半の6つは許容範囲で後半の6つが気になった方は今回紹介している方法でほとんど解決できると思うのでラクアはベストバイとなるでしょう。

解決の余地がある後半の6つのデメリット

  • 水道代は思ったよりも安くならない
  • 給水が自動でされないのは手間がかかる
  • 洗浄力は高いが何でも落ちる訳ではない
  • 洗えない食器がある
  • 扉がきちんと閉まっているか注意が必要
  • 排水ホースの吸盤が弱い
UYA

解決法はこの後の詳細解説と一緒に提示しているので是非読み進めてください。

思っている以上に設置場所が限られる

ラクアのサイズは家電の中では大きい部類になります。
中に多くの食器や調理器具を入れる必要があるためイメージとしては大きめのオーブンレンジよりもひと回り大きいと思った方が良いです。

ラクアのサイズ 公式引用
サンコー公式より引用

排気や給水、食器の出し入れ等を考慮する場合は幅×奥行き×高さは52.5×90×115.5が必要になります。
使い易さの点も考える必要があるため設置には更に以下の条件を整える必要があります。

使いやすさまで考慮した設置場所の条件

  • 給水しやすい場所
  • 排水しやすい場所
  • 使用時にコンセントが近くにある(電源ケーブル140cm)
  • 予洗い後に食器を並べるために流しに近い場所
  • 使用時に万が一水漏れが起きても大丈夫な場所

ラクアは賃貸で選択するべき食洗機ですが賃貸の多くは卓上食洗機を置くスペースを考慮した設計をしていないので上の条件を揃えた上でスペースを見つけるのは至難の業です。

保管場所と使用場所を分けることで解決

賃貸には上の条件を満たせる場所はほぼ有りません。
そのため、我が家では保管場所と使用場所を分けることで設置場所問題を解決しました。

保管時は隅っこに置いています

使用するのはキャスター付きスチールラックです。
使用時と保管時で場所を移動することができるので設置の自由度が増します。
スチールラックはラクア以外にも物を置くことができるため食洗機用洗剤や他の物も置くことが出来ます。

使用時は流しの横に移動します

スチールラックの高さ設定等はこちらにもまとめています。

ラクアを置けるスチールラックのサイズには注意しましょう。

\ これならピッタリ置けます /

\ なんと公式からも遂にスチールラックが出ました! /

公式でも推奨されている解決法なので安心です。

ラクアを置くスペースの確保は難しいけど、それでもどうしても食洗機を使用してみたいのであればラクアよりもひと回りコンパクトなラクアminiという機種もありますよ。

ラクアとラクアminiの比較記事はコチラから↓

乾燥機能の性能は同クラスよりマシだが決して良くはない

乾燥機能に関してはレビュー記事でも言及していますが、毎日使用することは無いけれどたまに使用するので有ると嬉しい程度です。
縦型の洗濯機の乾燥機能くらいのポジションです。

食器洗い乾燥機である以上乾燥機能には期待するところだと思います。
ラクアの乾燥機能は食器がカラッと乾燥することはほとんどなく、食器やコップのくぼみに水滴が残るのは珍しくありません。
ただし、同クラスの送風乾燥しか無い機種の場合は乾燥すらしません。
乾燥機能に強く期待して購入すると後悔に繋がるかもしれません。

乾燥機能を使わないで乾燥させる

最も良い乾燥法は、乾燥モードが開始する前に電源を切ってドアを開けておくことです。
洗浄後の食器は高温になっているのでドアを開けておくと食器についている水滴は自然に蒸発していきます。

洗浄後はこの状態で20〜30分放置するとほとんど乾きます

水アカが残ってしまう

乾燥機能を使用してもドアを開けての自然乾燥にしても切り離すことが出来ない問題が水アカです。

どうしても残ってしまう水アカ

水質も関与するとのことですが、水アカに関しては拭き上げる以外の解決法がありません。
水アカが付きにくいタイプの洗剤を選ぶことで解決する場合もありますが我が家の水質では難しいようです。

完全に乾く前に拭き上げると水アカが残り辛くなるので乾燥機能が若干弱いのはメリットにもなるかも知れません。

\ 水アカ予防ができる洗剤も試してみよう /

ビルトインタイプや分岐水栓式と比較すると容量が少ない

容量に関しては、他のタンク式の食洗機と比較すると上部トレイ等も駆使することで多めに食器を入れることが出来ます。
しかし、食洗機に憧れた方の多くはビルトインタイプや分岐水栓式を参考にしていることが多いためラクアの容量は少なく感じる可能性が高いです。

この画像は夕食後に洗浄した食器を並べた物です。
気が付かれたかもしれませんがこの画像にはコップが入っていません。

コップは食洗機内の場所をかなり取ってしまうのでラクアで洗わない事が多いです。
そして、当然ですがフライパンなどの調理器具も取っ手が取れるタイプでなければ入りません。

調理器具も全部一気にまとめて洗えるビルトインタイプのイメージを持ってラクアを使用すると容量の少なさに不満を感じるかもしれません。

一部の食器の手洗いは割り切る

一部の食器は手洗いすることで容量問題はある程度解決することができます。
せっかく食洗機を使用しているのに本末転倒では?と思われるかもしれませんが、ラクアに入らない量を全て手洗いするとなるとかなり時間がかかります。

僕の場合は肌が弱いのもあって台所洗剤を長時間触れることは避けたいので洗う量が減るだけでも手荒れに関しては効果絶大です。
我が家では油まみれになることがほぼ無いコップを手洗いにすることで手洗いの手間を減らすようにしています。

分岐水栓のみのモデル、ビルトインタイプを選ぶ

一部の手洗いすらしたくない場合はタンク式以外の食洗機を検討するしかありません。
据え置きタイプの中では割と容量が広いラクアですが、工事が可能なら分岐水栓のみのモデルかビルトインタイプを選ぶ方が満足度が上がるでしょう。

個人的には動作音は気にならないが人によっては重要ポイント

僕自身はあまり気になりませんが家電の動く音が気になってしまうタイプの方にはラクアの稼働音はうるさいと感じるかもしれません。
食洗機は家電独特の動作音と洗濯機の様な水の音も出ます。

音が大きいかは個人で印象が変わるため動作音を計測しました。
今回はiPhoneで使用できるアプリデシベルXを使用しています。

計測場所は以下の3ヶ所です。

  1. ラクアの目の前
  2. 同室の5mほど離れた位置
  3. 別室

結果は以下の様になりました。

①ラクアの目の前
②同室の5m程離れた位置
③別室
場所騒音レベル音の目安(環境省騒音の目安より引用)
ラクアの目の前56.0dB役所の窓口周辺、博物館の館内
ラクアから5m程離れた位置45.2dB昼間の住宅地
別室39.6dB夜間の住宅地

60dBは洗濯機の動作音やトイレを流す音くらいの大きさです。
45dB以下からがあまり気にならない程度で寝室等であれば40dB以下が推奨されています。

今回の検証ではラクアの目の前はうるさいけれど少し離れれば気にならず別室に行けばほとんど問題ないレベルの騒音ということになりました。
ただし、騒音レベルは感じ方が人によって違うので音に敏感な方は導入すると逆にストレスになるかも知れません。

騒音を避ける方法はいくつかある

方法の一つは別室に移動すると言うことです。
先程の検証での別室の検証はドアを開放した状態で計測しています。
2ヶ所あるドアを閉めた状態での計測がこちらです。

29.5dBとほとんど気にならないレベルの騒音となります。

他にはテレビや音楽を流すことで騒音に気が向かない様にすることです。
スピーカーなどで流す方法もありますがヘッドホンやイヤホンを使用するのも良い方法です。
アクティブノイズキャンセリングが搭載された機種であれば動作音が気になることはまず無いと言って良いでしょう。

\ 高性能のノイズキャンセリングといえばコチラ /

電気代が上がってしまう

手洗いをする場合は特別電気代がかかることはありませんが、ラクアは家電なので使用する度に電気代が上がってしまいます。
サンコー公式よりラクアの電気代は1時間の使用で25.7円(料金単価27円/kWhの場合)、毎日4時間使用すると1ヶ月(30日)で3,084円となっています。

一般的にはヒーターによる乾燥機能を搭載している場合、乾燥機能を使用しなければ電気代が安くなると言われています。
ラクアは通常洗浄時間が69分、乾燥時間が60分となっているため乾燥機能を使用をせず電気代が約半額になると考えても月1,500円近く電気代が上がることになります。

実際にはこんなに電気代は上がらない

我が家では毎日1回強力洗浄を使用していますが1,000円近く電気代が上がったことはありませんでした。
その為、実際に使用している電力量を測定して本当にかかっている電気代を独自に調査しました。

調査の結果、通常洗浄+乾燥での1回使用にかかる電気代は11.34円となりました。
1日1回使用を続けた場合の1ヶ月(30日)の電気代は340.2円です。

毎日2回使用しても月の電気代は640.2円となり、公式から出されている3,084円とは大きな開きがあることが分かります。

ちなみに乾燥機能に関しては1回使用で0.81円でした。
乾燥機能を使用しないことで電気代は安くなりますがラクアの動作においては乾燥機能を使用しないことでは大きく電気代を安くすることには繋がらないようです。

実測によるラクアの電気代 一覧表

タイマー機能が無いため予約運転ができない

電気代の兼ね合いで深夜帯に食洗機を稼働したいという方も多いですがラクアにはタイマー機能が無いため予約運転をすることができません。
操作パネルが物理ボタンであればスマートリモコンや指ロボットなどを使うことで擬似的にタイマーとして使えないこともありませんが、ラクアの操作パネルはタッチパネルなので指ロボットなどで操作することもできません。
予約運転は現状では不可能となっています。

ラクア タッチパネル
物理ボタンなら他のガジェットと併用で可能でした

タイマーは絶対に外せないなら別機種を検討

個人的には予約運転が欲しい場面がなかったので気になっていなかったのですが、ライフスタイルによっては絶対に外せないという方もいるかと思います。

ラクアは予約機能などの機構をはぶく代わりに3万円強という価格に設定している商品です。
タイマー機能がある機種はラクアと比較すると価格は高くなりがちです。

それでも予約運転を導入するのであれば乾燥機能に力を入れている機種を選びましょう。
乾燥が苦手な機種を選ぶと毎回びしょ濡れの食器を拭き上げることになるため注意が必要です。

下記のリンクよりラクア以外のオススメの食洗機の比較表を掲載した記事に移動できます↓

オススメ食洗機比較表

水道代は思ったよりも安くならない

どの食洗機を販売している会社であっても必ず出しているプロモーションが水道代の節約です。
ラクアの場合は手洗いと比較すると10倍の節約効果があると言うことです。
ちなみにサンコー公式では年間で約7,000円の節約と公表しているので月に500円強の節約になるとしています。

1年間使ってみてどうだったかというと、そんなに安くなりませんでした。
なぜかというと、入り切らなかった食器や調理器具は手洗いすることになるだけでなく予洗いでも水を使用してしまいます。
実際の場面ではラクアに給水する5リットルよりも多くの水を使用することになってしまいます。
そのため、思っているよりは節約効果は小さいと思って良いでしょう。

水道代を安くする目的では買わないこと

食器洗いにかかる水道代は思っているよりも小さいです。
日常生活で水を多く使用する場面は入浴、洗濯、トイレがあります。
食器洗いにかかる水道代はあくまでも水道代を構成する一部分なので「10倍の節水だから水道代が10分の1になる!」といった期待をしない様にしましょう。

ただし、節水になるのは間違い無いので過度な期待はせずに「毎月数百円くらい安くなるのかな?」といった程度で考えましょう。

給水が自動でされないのは手間がかかる

食洗機と同じように水を扱う家電である洗濯機は給水を自動でしてくれるためスイッチを押すだけで作動挿せることができます。
食洗機もビルトインタイプや分岐水栓タイプであればスイッチを押すだけで起動することができます。
タンク式の食洗機であるラクアは多くの場合は分岐水栓は使用しないため手動で給水する必要があります。

専用のカップで3〜4回程度給水していくと満水になりますが給水動作は非常に大変です。
ラクアの前方から給水しようとすると給水口は本体上面の後方にあるため設置場所によっては注ぎづらくなる場合があります。
また、カップからの給水は周りに水が飛び散るため給水後には毎回拭き上げの作業が生まれてしまいます。

ウォータージャグを使用することで半自動化

ウォータージャグを使用することで給水作業を半自動化することができます。

このウォータージャグを使用する方法は公式でも紹介されてあるので安心して導入してください。
我が家も1年程使用していますが給水の負担感は大きく低下しました。
ジャグに1度給水してラクアの上に設置してしまえばあとはコックを上げて放置で給水ができます。
満水のサインはラクアが音で知らせてくれるのでサインが出たら給水を止めればOKです。

コンセントを刺していないと満水サインは鳴らないのでコンセントを抜き差しされる場合は先にコンセントを刺してから給水を開始しましょう。

洗浄力は高い…が、万能ではない

ラクアの洗浄力は食洗機の中でも十分に高い部類になります。
高温で洗浄することで頑固な油汚れも落としてくれます。

しかし、洗浄力は過信はできません。
食洗機はこすり洗いが必要となるこびり付きや焦げ付きといったタイプの汚れや、2mmくらいの厚みになった固まった油は落としきれないことがあります。
特にグラタンなどで出来たチーズの焦げなどは落とし切ることが難しいです。

予洗いをすることで綺麗な仕上がりに

少し面倒ではあるかもしれませんが洗浄後に再度洗い直しになるよりは予洗いを行う方が仕上がりが良くなります。

固まったご飯粒は水でつけ置きをしておけば問題なく落とせます。
頑固な油汚れは1度キッチンペーパーなどで軽く拭き取るだけでも良いです。
グラタンのチーズの焦げ付きは流石にこすり洗いが必要です。

これらの処理をした後にラクアで洗浄すると非常に綺麗に仕上がる上に庫内の残菜も減るため一石二鳥です。

予洗いを効率的に行う方法はコチラの記事で解説しています。

洗浄力を考慮すると強力でラクアとの相性が良い洗剤選びも重要になります。

\ 実店舗でも買いやすい洗剤を比較しました /

ラクアで洗うことのできない食器がある

食洗機は使用することのできない種類の食器があります。

  • 強化ガラス製の食器
  • 軽すぎる小物
  • 熱に弱いプラスチック食器
  • 変形しやすい木が使用されているもの
  • 漆塗りや金箔入りの食器

特に気をつける必要があるのは強化ガラス製の食器です。
強化ガラスは軽くてデザインも良い上に安いので使用されてある家庭は多いと思います。
強化ガラスは食洗機を使用すると破損の可能性が高く、庫内で粉々になることもあるため危険な上に故障の原因にもなります。

また、特殊な形状をした食器は洗浄できても場所を取ってしまうことがあり並べるのが難しいことが多いです。

この食器は気に入っていますが並べるのは苦労します。

丸い平皿を中心に使用する

最も楽になる方法は普段から使用する食器をラクアで洗う前提で選択することです。
直径20cm前後のあまり深くない平皿を使用するのが良いでしょう。

上記の直径のほぼ変わらない大皿がありますが右の方が並べるときには楽です。

深皿は並べると角度がかなり付くので他の食器に干渉し易い

食洗機対応のプラスチックの平皿は重すぎず軽すぎないので並べた食器の上に置くことができるので使用できる食器の点数を増やすことも可能です。

開始前は扉に注意しないと水漏れの原因に

ラクアの扉は強めのマグネットのみで固定されているため、運転中に扉を強固にロックするような機構はありません。
そのため、稼働中に扉が閉まりきっていないと水漏れの原因となります。

マグネットは非常に強力なので通常使用では開いたりすることはありませんが食器を入れ過ぎて扉に干渉していたりするとわずかな隙間から水漏れすることがあります。
隙間が検知されたら起動しないなどの安全策がなされていれば良かったのになと思いました。

稼働前に扉のチェックを忘れない

起動前に扉に異常が無いかを必ず確認をするのが1番確実です。
閉めた時の隙間はもちろんですがもう1つ確認するべきポイントは扉のゴムパッキンです。

実は多少の隙間があってもパッキンが水漏れを抑え込んでくれますがパッキンに異常があると水漏れの確率がグンと上がります。
僕が水漏れを経験したときは大量に食器を入れていたこととパッキンが白く変色していたのが重なった時でした。
パッキンはどうしても劣化しやすい部品なので1ヶ月に1回程度パッキンを拭き上げると良いでしょう。

これを意識するようになってからは1度も水漏れを起こすことは有りませんでした。

水漏れ対策の清掃方法はコチラから↓

排水ホースに付いている吸盤がイマイチ過ぎる

純正の排水ホースの吸盤はかなり弱いです。
ハッキリ言ってこればかりは擁護できないレベルで使えません。

吸盤がすぐに外れてしまうことから1度使用して以降は使っていません。
高温のお湯や強力な洗剤が混ざった水が排出されるため、万一排水ホースが外れて思わぬ場所に排水すると火傷などのリスクが有ります。

コストカットのためとは思いますがここは頑張っても良かったのでは?と思いました。

強い吸盤をDIYで取り付ける

我が家の場合は強い吸盤をDIYで取り付けました。
DIYと言っても穴あき吸盤をホースに結束バンドで巻き付けただけなので大した手間では有りません。

未使用時は本体にくっつけておきましょう

画像のようにホースをまとめようとすると純正の吸盤はすぐに外れます。
外れるとホース内に残った水が床に垂れるのがストレスの原因になっていました。
強力な吸盤を取り付けるだけで排水の不安と未使用時のホースの保管も両立できるのでオススメです。

\ 大き過ぎても邪魔になるので注意 /

\ 穴に通る細さをチェック /

他機種にはないラクアのメリット5つを紹介

ここまでデメリットばかりを紹介したラクアですが、据え置きタイプの食洗機の中でもラクアには他機種にはない強みがあります。
それが以下の5つです。

他の機種と比較したラクアのメリット
  • 上部トレイに小物を置けるので食器が多く入る
  • 高コストパフォーマンス
  • ヒーター乾燥のため他機種よりも乾燥機能が高い
  • 窓から内部を見ることが出来る
  • 選べる白黒2色のカラーバリエーション

詳細はこちらの記事にまとめているので是非チェックしてみてください。

まとめ

今回はラクアを1年以上使用して感じたデメリットを細かい部分も含めて12点ピックアップして解説しました。
その中でも解決が難しい6点と比較的解決しやすい6点で分けています。

該当したら避けるべき6つのデメリット

  • 設置場所が解決できない
  • 乾燥機能をメインで使いたい
  • 容量が大きいものが良い
  • 小さな動作音でも気になる
  • 月に数百円でも電気代が上がって欲しくない
  • タイマー機能を使用したい

解決の余地がある後半の6つのデメリット

  • 水道代は思ったよりも安くならない
  • 給水が自動でされないのは手間がかかる
  • 洗浄力は高いが何でも落ちる訳ではない
  • 洗えない食器がある
  • 扉がきちんと閉まっているか注意が必要
  • 排水ホースの吸盤が弱い

憧れの食洗機と大きな期待を持ち過ぎてしまうと思わぬ落とし穴に落ちてしまいます。
全てにおいて万能な家電は存在しません。
デメリットを知った上で使用することで効果的に使用することができます。

ラクアにはデメリットが霞んでしまうような大きなメリットが5つあります。
デメリットと比較してメリットが勝るようならラクアはベストバイになってくれるでしょう。

他の機種と比較したラクアのメリット
  • 上部トレイに小物を置けるので食器が多く入る
  • 高コストパフォーマンス
  • ヒーター乾燥のため他機種よりも乾燥機能が高い
  • 窓から内部を見ることが出来る
  • 選べる白黒2色のカラーバリエーション

デメリットとメリットを考えてラクア以外を選びたいと思った方は他の候補も検討してみましょう。
コチラのリンクからラクアの代わりにピッタリの据え置き型食洗機を紹介しています。

UYA

しっかり有効活用して隙間時間を生み出しましょう!

オススメの食洗機サンコー ラクアの紹介

サンコー(THANKO)とは?

サンコーは今回紹介した食洗機ラクアの販売元です。
サンコーは有りそうで無かったニッチな便利グッズや家電を得意とするメーカーです。
一般にはあまり知られていないメーカーですが、最近ではテレビでも面白いグッズを販売するメーカーとして取り上げられることが増えています。

ラクアとは?

据え置き型食洗機の国内シェアはPanasonicの独壇場となりつつありますが、価格.comのTOP10には必ず入っているのがサンコーのラクアです。

価格.com据え置きタイプの食洗機 売れ筋ランキング

ラクアは3人分17点の食器を想定としたサイズとなっていますが、小さな子どもがいる家庭であれば4人分であっても使用することができます。
洗浄は上下の回転式ノズルから噴射して洗浄するタイプで、水温も同クラスの機種の中でも比較的高いため洗浄力も高い傾向にあります。
乾燥方式はヒーター+送風方式を採用しており、送風のみの機種と比較すると乾燥機能は良好です。

価格も3万円前後となっているため性能の割には割安なので食洗機のエントリーモデルとしてはこれ以上ない製品になっています。

ラクアのメリット・デメリット

他の据え置き型食洗機と比較した際のラクアのメリットとデメリットを紹介します。

メリットデメリット
上部トレイが非常に優秀

他機種から頭1つ抜けた高コストパフォーマンス

有ると嬉しい高温乾燥機能

内部の様子を見るための窓
選べるカラーバリエーション
設置場所をとる

しっかりとした乾燥はできない

容量が大きいものが欲しくなる

小さな動作音でも気になる方にはうるさい

月に数百円でも電気代が上がって欲しくない場合 
メリット・デメリット比較表

メリット

サンコーラクアのメリット
  • 上部トレイで小物を綺麗に洗える
  • 性能に対して価格が安い
  • 高温乾燥機能があり実用レベルの乾燥機能がある
  • 窓があるため中の様子が確認できる
  • 白と黒のカラーバリエーションがある

ラクアの構造としての特徴は上部トレイがあることです。
この上部トレイがあることで小物を綺麗に洗うことができ、食器を入れられる点数も増やすことができます。
また、同クラスの機種の中でも性能では一歩上を行くにも関わらず価格は控えめなのも大きいです。
他機種では搭載されていないこともある高温乾燥により最低限の実用が可能な乾燥機能を備えています。
窓は不要と思われることもありますが、小物類が落下して回転ノズルの動きを止めてしまうこともあるため内部を手軽に確認できる窓は重宝します。
カラーバリエーションに関しては他の家電との兼ね合いになりますが、ダークなカラーの家電で揃えている場合は浮いてしまう白よりも黒の方が良いです。

詳細はコチラの記事に記載しているので一緒に読んでみてもらえると嬉しいです。

デメリット

デメリットに関してはラクアそのもののデメリットもですが据え置き型食洗機のデメリットを主に挙げています。
据え置き型の食洗機のデメリットを知った上で使用するのであればラクアはベストバイになりますが、どうしても据え置き型故のデメリットは使っていく上で悩む点になります。

サンコーラクアのデメリット
  • 設置場所をとる
  • しっかりとした乾燥はできない
  • 容量が大きいものが欲しくなる
  • 小さな動作音でも気になる方にはうるさい
  • 月に数百円でも電気代が上がって欲しくない場合

ラクアが抱えるデメリットはイコール据え置き型の食洗機の限界と言っても良いでしょう。
これら全てを解決した上で価格面でも安い機種が出て来れば選択肢となり得ますが、総合的にはラクアがオススメの機種と言えるでしょう。

他の細かいデメリットや解決方法に関してはコチラにまとめていますので是非読んでみてください。

ラクアのデメリットがどうしても気になってしまう場合は別の機種を検討してみましょう。
ラクアの代わりとなるオススメの食洗機はコチラで詳しく紹介しています。

・ラクアの電気代は?

デメリットの中でも特に気になるのが電気代です。
乾燥機能を使わないことで電気代を抑えることが出来るとも言われていますが本当に噂通りなのかを検証しました。
コチラが検証の結果です。

スクロールできます
モード名(分)通常洗浄(69)強力洗浄(89)スピード(29)エコ(59)水洗い(19)
洗浄電気代(円)10.5313.237.569.720.27
乾燥電気代(円)0.810.810.810.81乾燥なし
洗浄+乾燥(円)11.3414.048.3710.53
1回使用での電気代

公式は1時間使用での電気代の目安は概算で約25.7円、1日4時間使用すると102.8円としていますが、実測すると1日2回強力洗浄+乾燥で使用しても約28.1円と実はそこまで電気代がかからないことがわかりました。

検証の詳細はコチラから

ラクアを使っていく上での注意点

ラクアを便利に使い続けるには置き場所、給水問題、使用する洗剤を検討する必要があります。

置き場所に関してはサンコー公式でも紹介されているスチールラックの活用をオススメしています。
保管場所と使用場所を分けることでコンセント問題や排水問題、予洗い時の便利さなどおおよその運用面での問題は解決することができます。

給水問題に関してはウォータージャグを採用することで、半自動でどこでも給水が可能となるので非常にオススメです。

置き場所や給水などの食洗機の運用面に関する記事はコチラから

置き場所が中々解決できないのであれば、よりコンパクトなラクアmini Plusもオススメです。

使用する洗剤は食洗機ごとの相性や1回洗浄にかかるコストなどもあるため、できるだけ安く抑えつつしっかり選べるようにしたいですね。
現在は液体洗剤をオススメしています。

キュキュット ウルトラクリーンは他の洗剤と比較しても優秀なポイントが多くラクアに限らず多くの食洗機にオススメの洗剤です。

スクロールできます
商品名キュキュット液クリスタJOYジェルタブJOY粉キュキュット粉フィニッシュ粉フィニッシュタブ
パッケージ
合計点数26.525.52423.5232219
ベッタリ油4453323
昼のお弁当箱4.5453.5323
カピカピご飯5555555
卵かけご飯5555555
コストパフォーマンス3324451
ラクアとの相性54.523332
詳細リンク詳細へ詳細へ詳細へ詳細へ詳細へ詳細へ詳細へ
洗剤比較早見表

ラクアと最も相性の良い洗剤の比較検証記事はコチラから

ラクアはレンタルできる?

現在、サンコー ラクアはレンタルすることはできません。
店頭で並ぶことの少ないラクアを購入前に試しに使用してみたいという思いに対してサンコー公式がおうちでお試しキャンペーンを行なっています。

このキャンペーンを利用することで14日間無料でお試しができます。
万一気に入らなかった場合は返送料金のみの負担となるので家電レンタルサービスを使用するよりも格安で使用してみることができます。

返送料金や返金申請などの詳細はコチラから

オススメの購入方法について

ラクアは家電量販店ではほとんど見かけることはありません。
そのため、基本的には通販で購入することになります。
この章ではラクアをお得に購入する方法について紹介します。

セール中のAmazonやポイントアップ中の楽天市場

個人的にオススメするのはセール中のAmazonやポイントアップ中の楽天市場になります。

Amazonの場合はプライムデーとブラックフライデーのセールが狙い目です。
この2大ビッグセールはかなり大きな割引が期待できます。

また、毎月実施されるタイムセールでも公式の価格を越えて最安値となります。
ポイント還元も含めると最もオススメの方法となります。

Amazonのオススメポイント
  • 毎月のタイムセールでは公式を超えて最安値になる
  • プライムデー、Black Fridayセールは特に狙い目
  • 還元されるポイントが使いやすい

楽天市場は定期的に開催されるスーパーセールとお買い物マラソンの併用がオススメです。
割引とポイントバックを活用するとよりお得に買える可能性があります。

ラクアを使用する上で必要となる洗剤やラックなどを一緒に購入するのであれば大きなポイント還元を受けるチャンスとなります。
普段から楽天市場や楽天カードを使用している方ならコチラを先に検討しましょう。

楽天市場のオススメポイント
  • スーパーセールやお買い物マラソンのポイント還元で実質大きな割引となる
  • 他に買う予定があるものが沢山あるなら狙い目
  • 獲得ポイントが実店舗でも使えるのが最大の魅力

サンコーの公式ページ

Amazonや楽天市場でセールがない時に最安値で購入できるのはサンコーの公式サイトです。
公式サイトは本体価格が安くなるだけでなく複数の特典が付いてきます。

サンコー公式サイトで購入すると受けることのできる特典

  • 本体価格は最安値クラス(ホワイト:34,800円 マットブラック:35,800円)
  • 新規会員登録ですぐに使える1,000円分のポイント付与
  • 使用後でも商品到着から2週間の全額返金保証付き

購入の際は必ず先に会員登録をしてから1,000ポイントを受け取ってから行いましょう。

サンコーはおうちでお試しキャンペーンという14日間返品・返金保障を行っています。
このキャンペーンを利用することで14日以内であれば実際に使用していても全額返金を受けることができます。

最安値で購入するための方法を解説している記事はコチラから

UYA

最安値を狙っていくのであればAmazonです!

ラクアの仕様(THANKO公式より引用)

サイズ幅42.5×高さ45.5×奥行41(cm)
重量約13kg
電源ケーブル長140cm/アース線長さ(プラグ根元から)14cm
付属品上部トレイ、下部トレイ、給水ホース(1.5m)、排水ホース(1.5m)、バスケット、クリップ、給水カップ
定格電圧100V
定格周波数50/60Hz
定格消費電力934W/950W
目安電気代1時間約25.7円(1kWhあたりの電気代を27円として計算)
水道水圧0.03~1Mpa
使用水量5L
洗浄方式ダブルノズル噴射式
すすぎ方式ためすすぎ
乾燥方式高温+送風方式
標準収納容量16点(大皿2点、中皿3点、小皿2点、小鉢2点、茶わん2点、汁わん2点、コップ2点)+箸類
庫内の有効範囲スペース
(食器カゴ基準)
高さ(箸置きトレイをセットした場合):最大22センチ
高さ(箸置きトレイを外した場合):最大26センチ
かご幅:最大32センチ
奥行き:最大31センチ
専用洗剤標準使用量約8g
型番・JAN【ホワイト】 STTDWADW/4562331784470
【マットブラック】 STTDWADB/4580060591497
注意事項※出荷時には本製品の操作パネル部分に保護シートが貼られています。必要に応じてシートを剥がしてご利用ください。
※使用する際はアース線を接続してください。漏電や感電を防ぎます。
※使用中は温度が高くなるので、溶けやすいものなどを周り置かないでください。
※上面には物を置かないでください。
※壁に密着させて使わないでください。
※分岐水栓については最寄りの工務店などにご相談ください。
※洗剤は食器洗い機専用洗剤をご使用ください(台所用液体洗剤・重曹は使用できません)
※強化ガラス製容器など一部使用できない食器がございます。各食器の洗い方をご確認ください。
※記載されている物以外は付属しません。
※常に本体は清潔に使用、保存して下さい。
※水以外は使用しないでください。
※落としたり強い衝撃を与えないでください。
※分解しないでください。
※本製品をご利用において生じる物品の破損は、補償の対象外となります。
※小さなお子様の手に届くところで保管、使用しないでください。
重量(パッケージ含む)18kg
保証期間購入日より12ヶ月
発売日【ホワイト】2020/2/14
【マットブラック】2021/4/5
サンコー公式より引用

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