自宅生活が増え家事負担も以前にも増してきた昨今で注目されているのが賃貸でも使用できる工事不要な卓上タンク式食洗機です。
食洗機の導入を検討する方の多くは時短や手荒れの解消を望まれていることが多いようです。
僕と妻も手洗いやアルコール消毒の頻度が増えたことで手荒れに悩むようになり、少しでも手荒れの原因を減らしたいと思い2020年にサンコーのラクアを購入しました。
ラクアを1年間使用したことで手荒れも去年ほどは酷くなることはありませんでした。
1年間使用したことでラクアの良さや他機種と比較した際のメリットも実感できました。
今回はそれらについてまとめてみました。
この記事を読むことでラクアを選ぶメリットや使用感、お得な購入方法まで知ることができます。
サンコー ラクアの公式の商品ページはコチラから
食洗機を購入する上で参考になるかと思います。
THANKO(サンコー)のラクア(sttdwadw)とは
サンコーは有りそうで無かったニッチな便利グッズや家電を得意とするメーカーです。
最近ではテレビで面白グッズ販売をしているメーカーとして取り上げられることも増えていますがSONYやPanasonicといった大手企業と比較するとマイナーなメーカーになります。
自社の公式通販サイト名にレアモノショップと名付けてしまうくらいマニアックなものを販売しています。
現在、据え置き型食洗機の国内シェアはPanasonicの独壇場と言っても過言では有りません。
実際に価格.comのランキングTOP10はPanasonicの機種に埋め尽くされています。
このPanasonic1強の市場にマイナー企業であるサンコーのラクアはTOP10にランクインしています。
ネームバリューも無く何なら家電量販店の店舗にすら並んでいることすら珍しいラクアですが使ってみると納得出来るポイントが沢山有りました。
ラクアのカタログスペックについて
サンコーが公式サイトでアピールしているポイントが以下になります。
- タンク吸水と分岐水栓吸水のどちらかを選ぶことが可能
- 上下のノズルからの囲み洗いで強力洗浄
- 使用水量は1洗浄につき5ℓ
- タッチパネルで操作
- カラーバリエーションが2種類
公式オンラインショップで購入するとホワイトは34,800円、マットブラックは35,800円となります。
ラクアユーザーが思うラクアを選ぶべき5つのメリット
据え置き型食洗機でラクアのスペックに近い機種は沢山有ります。
価格面で言えばラクアよりも安い機種も有りますが、そこを差し引いてもラクアを選ぶべき理由が5つ有ります。
- 上部トレイが非常に優秀
- 他機種から頭1つ抜けた高コストパフォーマンス
- 有ると嬉しい高温乾燥機能
- 内部の様子を見るための窓
- 選べるカラーバリエーション
上部トレイが非常に優秀
食洗機の庫内の高さはデッドスペースになりがちです。
食洗機にセットするお皿の直径は20cm程度が適正です。
この直径を大きく越えるとカゴの列からはみ出し、隣の列に干渉してしまうため入れることのできる食器数が大きく減ってしまいます。
お皿の多くは丸いので高さも20cm程度です。
食洗機を使用するときカゴに直接設置出来ない分は上から被せるように設置します。
この被せる食器や調理器具が3層になってしまうと洗い残しが出てくる可能性がかなり高くなります。
3層になると上下からの放水に当たらない食器が出てきてしまうためです。
これに注意して食器をセットしていくと実は食器をセットする高さは20cm程度しか必要ありません。
よく使う直径20cm程度のお皿をセットしてもカゴのスキマからお皿が1cm程度下にはみ出るため実際の高さは19cm程度になります。
その為庫内の20cm以上の高さは使用しないためデッドスペースになってしまいます。
この庫内のデッドスペースを解消してくれるのが上部トレイになります。
上部トレイがあることで小物類を入れが必要なくなるのもポイントです。
小物入れがカゴの中にあると食器と干渉することが増えるため、セットできる食器の量が思っている以上に減ります。
また、箸やスプーンなどは残菜が残っていることが多いため他機種では洗浄後に小物入れに残菜が残ってしまうことがあります。
上部トレイは残菜がしっかりと下に流れ落ちるような網目状になっているため他機種では必須の小物入れのメンテナンスが不要となります。
上部トレイは他の機種には見られないラクアの特徴です。
ここに魅力を感じたのならラクア一択です。
他機種から頭1つ抜けた高コストパフォーマンス
ラクアはサンコーの公式サイトでは32,800円で購入できます。
Amazonや楽天でも購入可能で実売価格は30,000円前後となっていることが多いです。
他社の機種と比較すると30,000円前後は安めの分類となりますが、この価格帯でヒーター付きの乾燥機能が付いているモデルは有りません。
ラクアは食洗機で求める機能をハイレベルでまとめていながらも価格帯は安めなのでネームバシューが無いことを除けば他機種はお手上げレベルのコストパフォーマンスとなっています。
お得な購入方法はコチラから。
有ると嬉しい高温乾燥機能
据え置き型の食洗機は基本的に乾燥機能はおまけ程度と考えて良いです。
特に乾燥機能に送風しかない場合は食器は乾かないです。
多くの場合洗浄後に送風が始まる前にスイッチを切り、扉を開けてカゴを引き出しておいた方が食器はしっかり乾燥します。
詳細は乾燥機能の項目で後述しますが、高温乾燥が出来るか出来ないかというのは食洗機を使用するシーンに大きく影響を及ぼします。
色んなシーンに柔軟に対応するためにも高温乾燥機能は外したくない機能の1つでしょう。
内部の様子を見るための窓
この価格帯の食洗機はほとんどが回転ノズルタイプの方式を採用しています。
使用中は回転ノズルがスプリンクラーのように回転しながら高圧のお湯を食器に当てています。
このノズルの回転が停止してしまうと食器が上手く洗浄ができません。
食洗機のノズルからの放水は想像以上に強いため軽めの小物が落下して下の回転ノズルを止めてしまうことがあります。
この予防策は目視で確認するのが1番手っ取り早いのですが内部を確認するにはドアが窓になっている機種を選ぶ必要があります。
ラクアの扉も内部が確認できるようになっているため庫内のトラブルを発見しやすく、「上手く洗えてなかったので洗い直し、、、」なんてことになる可能性も低くなります。
選べるカラーバリエーション
ラクアはホワイトとマットブラックの2色展開となっています。
据え置き型の食洗機はキッチン家電の中でも大きな部類になります。
最近流行りのワインレッド系カラーなどの暗めの色で家電を統一している場合白系の食洗機を置いてしまうとかなり浮いてしまいます。
キッチンの雰囲気にもこだわっているのであれば浮いた色の家電は置きたくありませんよね。
窓枠部分のカラーが2色展開となっている機種も有りますがベースカラーが真っ黒な食洗機は他には有りません。
カラーによる性能差は無いため純粋にキッチンの雰囲気に合う方を選べることも嬉しいポイントです。
メリット・デメリットの比較
メリット | デメリット |
---|---|
上部トレイが非常に優秀 他機種から頭1つ抜けた高コストパフォーマンス 有ると嬉しい高温乾燥機能 内部の様子を見るための窓 選べるカラーバリエーション | 設置場所をとる しっかりとした乾燥はできない 容量が大きいものが欲しくなる 小さな動作音でも気になる方にはうるさい 月に数百円でも電気代が上がって欲しくない場合 |
ラクアを使用し続けて感じたデメリットはコチラにまとめました↓
工事不要だから設置の自由度が高い
タンク吸水タイプの据え置き型食洗機は吸水の手間があるため面倒という意見も有りますが、実はタンク吸水だからこそのメリットがあります。
それは、設置場所の自由度が高くなるという点です。
食洗機を導入する上で1番の障壁が設置場所です。
アース線を繋げられる電源が届き、吸水と排水が可能な位置で設置スペースを空ける必要があります。
多くの賃貸で食洗機を置くスペースは考慮されて設計されていないので置き場所を作るのは至難の業です。
ラクアのサイズは幅×奥行き×高さが42.5×41×45.5となっています。
実際にはこれに加えてさらに側面10cm、後面10cm、上面70cmを空けるように指定されています。
上面は水を注ぐために必要なので分岐水栓を使用しない場合は必ず空ける必要があります。
更に、扉を開けた状態で食器をセットするため扉を全開にできるスペースも必要です。
つまり、ラクアを実際に設置するには52.5×90×115.5のスペースを確保しなければなりません。
僕はこの置き場所問題をキャスター付きメタルラックを使用することで解決しています。
保管時は側面や後面、上面のスペースを気にする必要は有りません。
そして、使用時には流しの横にメタルラックごと移動させます。
流しのすぐ横、かつ、コンセントの届く所に置くことで、排水の心配もせずに予洗いした食器を次々に設置できます。
キャスター付きメタルラックの使用した設置については下記のリンクで詳しく解説をしています。
使用方法について
ラクアには難しい操作は必要ありません。
食器をカゴにセットして給水し、洗剤を投入した後にスイッチを押せば動作が開始します。
食器をカゴにセットする
洗い残しがないように食器をカゴにセットするにはちょっとしたコツが必要です。
つのポイントを押さえておくと綺麗に仕上げることができます。
絶対に洗い残さないためのお皿をセットするポイント
- あらかじめ使用する食器や調理器具をセットする場所を決めておく
- カゴには3層以上に積み上げてセットしない
- こびりつきや残菜は予洗いをしておく
給水方法
ラクアの給水方法は工事を必要としないタンク給水と分岐水栓を使用した方法の2種類から選ぶことが可能です。
そのため、賃貸の内はタンク給水で工事が一軒家を買って工事が可能となったら分岐水栓をということも可能です。
ただし、一軒家を購入する場合はビルトインタイプも候補となるので敢えてラクアを使用する必要は無いかもしれません。
分岐水栓方式はおまけ程度と考えても良いでしょう。
タンクへの給水は本体上部の吸水口より5ℓの水を注ぎますが、ラクアに付属してる専用のカップで3〜4回注がなければなりません。
1.5ℓ程度の水を本体上部から注ぎ続けるのは時間が掛かり、重いだけでなく水も飛び散るので兎に角手間が無駄にかかります。
我が家ではウォータージャグを使用して給水を行っています。
ウォータージャグに5ℓ水を入れ、ラクアの上に乗せてコックを解放して給水します。
タンクが満タンになるとピンッピンッと音で知らせてくれます。
ウォータージャグでの給水は公式でも推奨されている方法です。
タンク式給水タイプの最も大きな弱点である給水を解消できるので使用感がグッと良くなりますよ。
排水について
排水に関しては直接流しに設置するのが最も効率が良いですがバケツなどに排水することも可能です。
そのため5ℓ以上の排水用バケツを設置することでラクアをシンクに設置する必要性から解放することができます。
ただし、バケツ排水には明確なデメリットが有ります。
それは、高温かつ強い洗剤を使用した排水なので取り扱いにリスクが発生します。
小さな子供やペットがイタズラして火傷や洗剤負けをする可能性も有ります。
また、排水を運ぶ途中でこぼしてしまう確率も0ではないので排水は基本的にはシンクに直接行う方が良いでしょう。
ちなみに、排水ホースを固定する吸盤は最初から付属しているものはオマケ程度の吸着力しかありません。
排水中に吸盤が外れて大騒動になることもあるので注意が必要です。
僕は100均で吸盤を購入し、結束バンドでホースに括り付けています。
洗剤の投入位置
ラクアには決まった洗剤の投入場所がありますが正直あまり気にする必要はないのかなと思います。
ドアの内側に洗剤を入れるためのくぼみがありますが、ただのくぼみなのでドアを閉めれば庫内にザッとこぼれます。
機種によっては扉に適当に広げたりするものもあるので、洗剤を投入した量がわかるのであればやドアを閉める際に外にこぼれ落ちない位置に投入すれば良いでしょう。
タブレットタイプは庫内に放り込んでおけば良いのでもっと楽ですね。
くぼみには8gの目盛り線もあるので液体洗剤を使用するのであれば活用したいところです。
スイッチはタッチパネル
操作はタッチパネル式になっています。
タッチ感度も特に気になることはありません。
スマホの画面タッチと比較すると若干反応悪いかなといった程度です。
タッチパネルのメリットは操作パネルを清潔に保ちやすいという点にあります。
ボタンの凹凸や溝が無いため汚れた手で操作パネルに触れた後でもサッと拭いてあげると清潔を保つことが可能です。
実は手が汚れている状態で触れることも多いため清潔を保ちやすいタッチパネルは意外に良いポイントとなります。
タッチで反応する部分は電源、再開/停止、モード、乾燥の4ヶ所です。
洗浄モードはモードボタンを押すと切り替わるタイプです。
実際にラクアに入る食器の容量について
ラクアに入る食器の点数は公式サイトで出ていますが実際に入る容量はもう少し多いです。
公式ではカゴと上部トレイに設置できる点数を書いていますが、実際に食洗機にセットするときはカゴに並べた後にその上にも食器や調理器具を重ねたり隙間に入れたりすることが出来ます。
公式では標準食器が16点入ると表記していますが実際に入れてみるとそれ以上にすんなり入ります。
まだまだ上部に余裕があったため20点以上は入れることができると思います。
この写真の様にあまり重ね過ぎるとノズルからの放水がうまく当たらずに洗い残しが出ることがあるため注意が必要です。
ちなみに、この時は洗い残しは有りませんでした。
洗浄力について
洗浄モードは4種類です。
洗浄力は上から順番に強くなっています。
洗浄モード | 洗浄時間 | 洗浄・すすぎの温度 | 乾燥の有無 | 用途 |
---|---|---|---|---|
強力洗浄モード | 約89分 | 洗浄:約60℃ すすぎ:約55℃/約75℃ | 60分 | 食後から経過したものや 調理器具などの洗浄 |
通常モード | 約69分 | 洗浄:約55℃ すすぎ:約68℃ | 60分 | 食後すぐに洗うとき |
エコモード | 約59分 | 洗浄:約60℃ すすぎ:約65℃ | 60分 | 食後すぐ洗うときや 時間を少し短くしたい時 |
スピードモード | 約29分 | 洗浄:約50℃ すすぎ:約62℃ | 60分 | 汚れが軽いものや つけおき洗い後のもの |
水洗いモード | 約19分 | 洗浄:約19℃ すすぎ:常温 | なし | 洗浄のみのモード |
通常モードで洗浄した時の動画を撮ろうかと思いましたが公式さんがちゃんと検証動画を作ってくれているのでコチラを掲載させて頂きました。
僕は普段は昼食で使用したお弁当箱を洗うので強力洗浄をメインで使用しています。
強力洗浄であればこんな状態の調理器具や食器も綺麗になります。
固まった油の分厚い層ができている場合は油が落ちきれないのでキッチンペーパーやティッシュでサッと拭くのが安心です。
実際の洗浄力は洗剤による所も大きいためどのようなものを洗いたいかで洗剤を選択しましょう。
\ 洗剤のお悩みはコチラから /
上記の記事より比較表を抜粋しました。
っこの検証では予洗い無しで比較をしたのでしっかり予洗いをすればどの洗剤でも十分に綺麗に仕上がります。
商品名 | キュキュット液 | クリスタ | JOYジェルタブ | JOY粉 | キュキュット粉 | フィニッシュ粉 | フィニッシュタブ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
パッケージ | |||||||
合計点数 | 26.5 | 25.5 | 24 | 23.5 | 23 | 22 | 19 |
ベッタリ油 | 4 | 4 | 5 | 3 | 3 | 2 | 3 |
昼のお弁当箱 | 4.5 | 4 | 5 | 3.5 | 3 | 2 | 3 |
カピカピご飯 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
卵かけご飯 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
コストパフォーマンス | 3 | 3 | 2 | 4 | 4 | 5 | 1 |
ラクアとの相性 | 5 | 4.5 | 2 | 3 | 3 | 3 | 2 |
詳細リンク | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ | 詳細へ |
乾燥機能について
乾燥機能に関しては洗浄力の高さと比較すると満足度は微妙なところです。
ラクアの乾燥機能は高温+送風方式のいわゆるヒーター乾燥のため送風のみの機種と比較すると電気代が高くなるタイプのものとなっています。
電気代は高くなってもしっかり乾燥ができれば良いですが、終了後にお茶碗の裏側のくぼみに水が残ることがあります。
強力な温風が出る訳ではないので水滴が残ることがあり食器の収納時には乾拭きが必要となります。
乾燥については電気代も考慮して使用していません。
すすぎの温度が非常に高いため食器も高温になります。
そのため、洗浄後にドアを開けてカゴを引き出しておくと自然に乾燥します。
乾燥の程度は乾燥機能を使用した場合と大きく変わりません。
では、ヒーター乾燥が全く必要ないかと言われるとそうではありません。
食洗機を使用する時に必ず近くにいるという訳ではないのでドアを開けることができない場合もあります。
食洗機を動かした後に外出したり電気代が安くなる夜間に動かしたいのであればヒーター乾燥は必須です。
メンテナンスについて
定期的に行うメンテナンスは残菜フィルターとメッシュトレイの洗浄です。
僕は1ヶ月に1、2回程度メンテナンスをしています。
定期的メンテナンスを楽にするにはセット前に予洗いをして残菜が極力ないようにするのがポイントです。
残菜フィルターはひねると取り外すことができるので残菜を取り除いたら網の部分を洗いましょう。
メッシュトレイは残菜フィルターを外した状態なら簡単に取り外して洗うことができます。
まれにメッシュトレイの下にも残菜があるので取り除いてあげましょう。
クエン酸が配合された洗剤を使用すると庫内洗浄もしてくれるので活用してみましょう。
メンテナンス頻度が低下するのでオススメです。
定期ではないんですがたまに放水用ノズルの穴に残菜が詰まっていないかを確認しておきましょう。
爪楊枝で穴を綺麗にすればOKです。
半年に1度程度必要なメンテナンスとしてはゴムパッキンの清掃があります。
使用頻度にもよりますが、残菜や洗剤の残りがこびり付きパッキンが本来の機能を発揮できず底面から水漏れを起こすことがあります。
プロじゃなくても十分に行える作業なのでしっかりと行いましょう。
パッキンの清掃手順等に関する記事はコチラから↓
電気代について
家電である以上気になるのは電気代です。
水をお湯にしたり稼働時間も比較的長いため電気代はそれなりに掛かってしまいます。
定格消費電力は公式ホームページでは934W/950Wと表記されていますが説明書には850Wと記載されています。
公式ホームページには1時間の稼働で約25.7円と表記されています。
毎日4時間稼働させた場合、102.8(円)×30(日)で月3,084円となります。
ただし、これは1日2回ヒーター乾燥までを使用した場合です。
我が家では洗浄後の乾燥に入る前に停止するためこの金額より安くなります。
しかし、実際に使用していると電気料金が1000円以上変化した実感が無かったため独自にラクアの電気代を調査しました。
下のリンクは電気代を調査した際の記事です。
この調査によって1回の通常洗浄+乾燥で11.34円しかかからないと言うことが発覚しました。
毎日2回稼働させた場合の月の電気代は680.4円となります。
ちなみに我が家の運用法である1日1回の強力洗浄乾燥なしの場合は1ヶ月の電気代は396.9円となりました。
この金額であれば導入しやすいのではないかと思います。
下の表は検証記事から抜粋したものです。
モード名 | 通常洗浄 | 強力洗浄 | スピード | エコ | 水洗い |
---|---|---|---|---|---|
1日1回 洗浄のみ | 315.9 | 396.9 | 226.8 | 291.6 | 0.27 |
1日2回 洗浄のみ | 631.8 | 793.8 | 453.6 | 583.2 | 0.54 |
1日1回 洗浄+乾燥 | 340.2 | 421.2 | 251.1 | 315.9 | ー |
1日2回 洗浄+乾燥 | 680.4 | 842.4 | 502.2 | 631.8 | ー |
1ヶ月680.4円で15時間の隙間時間と手荒れの無い日々を手に入れられるのはかなりお得だと思いますよ。
ラクアの口コミは?
サンコー ラクアを実際に使用している他のユーザーの口コミも調査しました。
調査方法は大手の通販サイトであるAmazon、楽天市場、価格.comと、Twitterのコメントなどを調査しました。
調査開始日の2022/3/10から過去1年分をさかのぼってまとめています。
良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|
洗浄力が高く満足できる 他のことに時間が使えるようになった 家事の負担が減って嬉しい 体調が良くなった、体の負担が減った 庫内が広いので食器がよく入る 上部トレイが使い易い コスパが良い 水道光熱費が安くなるのが嬉しい 工事不要なのでどのタイプのキッチンでも置けるの 動作音は思っていたよりも小さかった マットブラックがあるのが嬉しい | 置き場所に困る 機能面に不満がある 家族が多いと容量が小さい 運用していく上でコツがいる 下部トレイの隙間が大き過ぎる 洗い残しがある 排水ホースのトラブルが多い 音が大きい 乾燥が弱い 耐久性の個体差が大きい 初期不良がある 分岐水栓のトラブルが多い 給水の手間がかかる 数分程度の洗い物にわざわざ買うのは無駄だった |
口コミの内容は僕自身がラクアに感じているものとほとんど同じでした。
購入前にユーザーの声は確認するのは重要ですね。
もっと口コミを詳しく見たい方はコチラから
お試しでラクアをレンタルすることはできるか?
現在、サンコー ラクアはレンタルすることはできません。
店頭で並ぶことの少ないラクアを購入前に試しに使用してみたいという思いに対してサンコー公式がおうちでお試しキャンペーンを行なっています。
このキャンペーンを利用することで14日間無料でお試しができます。
万一気に入らなかった場合は返送料金のみの負担となるので家電レンタルサービスを使用するよりも格安で使用してみることができます。
返送料金や返金申請などの詳細はコチラから
オススメの購入方法について
ラクアは家電量販店ではほとんど見かけることはありません。
そのため、基本的には通販で購入することになります。
この章ではラクアをお得に購入する方法について紹介します。
セール中のAmazonやポイントアップ中の楽天市場
個人的にオススメするのはセール中のAmazonやポイントアップ中の楽天市場になります。
Amazonの場合はプライムデーとブラックフライデーのセールが狙い目です。
この2大ビッグセールはかなり大きな割引が期待できます。
- 毎月のタイムセールでは公式を超えて最安値になる
- プライムデー、Black Fridayセールは特に狙い目
- 還元されるポイントが使いやすい
楽天市場は定期的に開催されるスーパーセールとお買い物マラソンの併用がオススメです。
割引とポイントバックを活用するとよりお得に買える可能性があります。
ラクアを使用する上で必要となる洗剤やラックなどを一緒に購入するのであれば大きなポイント還元を受けるチャンスとなります。
普段から楽天市場や楽天カードを使用している方ならコチラを先に検討しましょう。
- スーパーセールやお買い物マラソンのポイント還元で実質大きな割引となる
- 他に買う予定があるものが沢山あるなら狙い目
- 獲得ポイントが実店舗でも使えるのが最大の魅力
サンコーの公式ページ
Amazonや楽天市場でセールがない時に最安値で購入できるのはサンコーの公式サイトです。
公式サイトは本体価格が安くなるだけでなく複数の特典が付いてきます。
サンコー公式サイトで購入すると受けることのできる特典
- 本体価格は最安値クラス(ホワイト:34,800円 マットブラック:35,800円)
- 新規会員登録ですぐに使える1,000円分のポイント付与
- 使用後でも商品到着から2週間の全額返金保証付き
購入の際は必ず先に会員登録をしてから1,000ポイントを受け取ってから行いましょう。
サンコーはおうちでお試しキャンペーンという14日間返品・返金保障を行っています。
このキャンペーンを利用することで14日以内であれば実際に使用していても全額返金を受けることができます。
最安値で購入するための方法を解説している記事はコチラから
最安値を狙っていくのであればAmazonです!
まとめ
サンコーラクアは非常に良く出来ている商品なのでコスパの良い卓上食器洗い乾燥機を検討しているのであれば満足度は非常に高くなると思われます。
恒例となりましたマネリス評価は以下になります。
マネリス評価
自動化
本洗いは自動化出来ますが食器のセットや予洗い等で時間を取るため完全に自動とは言い辛いところ。
ですが、洗い物が増えても問題がないのは精神的な面で大きな支えになってくれるでしょう。
効率化
1回洗浄につき家事に使う時間が15分時短が可能です。
この浮いた時間をどう使用するかが重要です。
他の作業を並行して行えるので家事全体の作業時間短縮が可能かもしれません。
経済性
やはりラクアの最大の武器はコスパです。
機能面の充実に対して価格は3万円強と同価格帯の機種どころか上位機種の立場すら危ういかもしれません。
使えば使うほど安すぎるのでは?と思ってしまう非常に良い商品です。
お得に購入して手軽に時短。
隙間時間を手に入れましょう。
ラクアの仕様(THANKO公式より引用)
サイズ | 幅42.5×高さ45.5×奥行41(cm) |
---|---|
重量 | 約13kg |
電源ケーブル長 | 140cm/アース線長さ(プラグ根元から)14cm |
付属品 | 上部トレイ、下部トレイ、給水ホース(1.5m)、排水ホース(1.5m)、バスケット、クリップ、給水カップ |
定格電圧 | 100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
定格消費電力 | 934W/950W |
目安電気代 | 1時間約25.7円(1kWhあたりの電気代を27円として計算) |
水道水圧 | 0.03~1Mpa |
使用水量 | 5L |
洗浄方式 | ダブルノズル噴射式 |
すすぎ方式 | ためすすぎ |
乾燥方式 | 高温+送風方式 |
標準収納容量 | 16点(大皿2点、中皿3点、小皿2点、小鉢2点、茶わん2点、汁わん2点、コップ2点)+箸類 |
庫内の有効範囲スペース (食器カゴ基準) | 高さ(箸置きトレイをセットした場合):最大22センチ 高さ(箸置きトレイを外した場合):最大26センチ かご幅:最大32センチ 奥行き:最大31センチ |
専用洗剤標準使用量 | 約8g |
型番・JAN | 【ホワイト】 STTDWADW/4562331784470 【マットブラック】 STTDWADB/4580060591497 |
注意事項 | ※出荷時には本製品の操作パネル部分に保護シートが貼られています。必要に応じてシートを剥がしてご利用ください。 ※使用する際はアース線を接続してください。漏電や感電を防ぎます。 ※使用中は温度が高くなるので、溶けやすいものなどを周り置かないでください。 ※上面には物を置かないでください。 ※壁に密着させて使わないでください。 ※分岐水栓については最寄りの工務店などにご相談ください。 ※洗剤は食器洗い機専用洗剤をご使用ください(台所用液体洗剤・重曹は使用できません) ※強化ガラス製容器など一部使用できない食器がございます。各食器の洗い方をご確認ください。 ※記載されている物以外は付属しません。 ※常に本体は清潔に使用、保存して下さい。 ※水以外は使用しないでください。 ※落としたり強い衝撃を与えないでください。 ※分解しないでください。 ※本製品をご利用において生じる物品の破損は、補償の対象外となります。 ※小さなお子様の手に届くところで保管、使用しないでください。 |
重量(パッケージ含む) | 18kg |
保証期間 | 購入日より12ヶ月 |
発売日 | 【ホワイト】2020/2/14 【マットブラック】2021/4/5 |
コメント