スマートホームを構築する上で照明や空調をオートメーションにするのは生活する上で快適性を飛躍的に上げてくれます。
その中で導入の必要性に疑問符がつきやすいのがスマートカーテンです。
カーテンを開けること自体は大した手間にならないのにわざわざ機械化しなくても…。
と、思ってしまうのも分かります。
実はSwitchBotカーテン3を使用する前にもスマートカーテンを1年以上使用してきましたが想像以上に生活を快適にしてくれます。
なので、スマートカーテンの魅力についてもしっかりと分かっているつもりです。
今回、SWITCHBOT株式会社様よりSwitchBotカーテン3とソーラーパネルの提供を頂いたので、前作であるカーテン2との比較や使用感を中心にレビューしていきます。
カーテンの自動化が本当に便利かと言った点が気になっている方に是非読み進めて頂きたいです。
SwitchBotカーテン3とは
SwitchBotカーテン3はSWITCHBOT株式会社より販売されているスマートカーテンです。
本体をカーテンレールに挟み込み本体がレールを移動することでカーテンを引いて操作を行います。
SwitchBotカーテン3は前作のカーテン2からフルモデルチェンジされ2023年8月25日より販売開始された最新のスマートカーテンです。
選び方の注意点
スマートカーテンを選ぶ上で注意する点は設置するカーテンレールの形状がどのタイプかと言う点です。
カーテン3にはレールのタイプに合わせてU型、ポールタイプ、I型(後日販売予定)の3種類があります。
タイプを選ぶ前に必ず使用するレールがどのタイプかを確認しましょう。
日本で最も多く採用されているものはC型と呼ばれるタイプのレールですが、これはU型/角型で対応できます。
U型/角型タイプにはレールの形状に合わせたローラーが付属しているのでほとんどのレールに対応することができます。
対応レールの詳細はコチラで確認しましょう。
我が家もC型のレールですが問題なく使用できていますよ。
SwitchBotカーテン3の外観
SwitchBotカーテン3は白色のボディとなっています。
スマートカーテンは日に当たる位置に設置する特性上他の色は難しいのかもしれません。
前作のカーテン2では背面に付いていたUSB-Cポートは本体底面に変更されています。
後に紹介するソーラーパネルのコネクターを接続すると端子が刺さるようになっています。
実際の設置イメージがこちらになります。
設定中は見える位置にしますが実際に使用するときは部屋側からは本体は見えなくなります。
専用ソーラーパネルの外観
多くの場合セットで購入すると思われるのでソーラーパネルに関しても紹介をします。
背面から見るとポール部分が折りたたまれています。
使用時にはポールを伸ばしてコネクターを本体に接続します。
側面のボタンを押しながらソーラーパネル部の角度を調整します。
角度をつけることでカーテンの間に挟まれて日光が当たらない状態を避けることができます。
SwitchBotカーテン3のスペック
U型/角型 | ポールタイプ | |
---|---|---|
材料 | ABS+UV耐性PC(難燃グレードV-0) | |
本体寸法 | 66×51×173mm | 78×71×205mm |
本体重量 | 350g | 466g |
バッテリー | 内蔵18650リチウムイオン電池3350mAh フル充電した後最大8か月間 | |
通信 | Bluetooth 5.0 Long Range | |
センサー | 加速度センサー | |
耐荷重 | 最大16kgまで | |
モード | QuietDriftモード/ 高性能モード | |
タイマー | 本体では最大5つ(SwitchBotハブ製品併用で無制限) | |
音声コントロール | Amazonアレクサ、 Googleアシスタント、Siriショートカット、SmartThings、IFTTT |
専用ソーラーパネルのスペック
専用ソーラーパネルは1日3時間直射日光を当てることでSwitchBotカーテンを充電不要で稼働することができる量の電力を生成することが可能となっています。
スペック | ||
---|---|---|
材料 | ABS+UV耐性PC(難燃グレードV-0) | |
本体寸法 | 70.5×178.5×19.5mm | |
ケーブル | USB-Cケーブル | |
出力 | 3.5V 450mA |
SwitchBotカーテン2との比較
現在はSwitchBotカーテン3が販売されて間もないこともありカーテン2も併売されている状況です。
家電を購入する際は型落ち品を購入する方がコスパが良いことが多いです。
カーテン2は現在も現役で使用しており大きな問題もなく使用できていますが、カーテン3は大きくアップデートされたため型落ちの方がお得とは限らない状況になっています。
SwitchBotカーテン3とカーテン2の外観比較
SwitchBotカーテン3はカーテン2と比較すると大型化しています。
そのため、バッテリーをより多く搭載可能となりパワーの向上にも成功しました。
左右のフックパーツの取り外しは方法は同じですがカーテン3の方が取り外しやすくなっています。
取り外したパーツの内面もスッキリしています。
専用のソーラーパネルを装着した状態がこちらです。
見た目はカーテン2の方がスタイリッシュです。
ただし、実際に使用するときはカーテンは窓側に取り付けるため部屋側からは見えなくなっています。
SwitchBotカーテン3とカーテン2の動作比較
カーテン3とカーテン2を同条件下で実際に動かして比較しました。
今回は170㎝のレールを片開きで動作させた場合の時間と騒音について比較しました。
時間の比較が以下になります。
カーテン3の動作時間は15.73秒でした。
カーテン2の動作時間は21.62秒でした。
カーテン3はカーテン2と比較すると動作スピードが大きく向上しました。
速度のアップは非常に嬉しいポイントで特にタッチ&ゴーという手動と併用した開け方をする際には少しでも動作が早い方が使用感が良くなります。
次に騒音比較です。
騒音の計測はiPhoneアプリのデシベルXで計測しました。
カーテン3の動作音は動作中の平均が39.2dB、最大が44.7dBとなりました。
計測前にのMAX値を0にし忘れていたので分かりづらくなってしまい申し訳ないです。
カーテン2の動作音は動作中の平均が48.9dB、最大が65.5dBとなりました。
静音性に関しても明らかにカーテン3が性能が高いのが分かりました。
また、カーテン2は騒音の大きさよりも高音のキュルキュル音が気になります。
レールとの相性の問題かと思っていましたがカーテン3ではみられなかったので構造上の問題かもしれません。
静音性に関してはカーテン3を選ばない理由がないと言っても過言ではないレベルでした。
その他の比較ポイント
- 価格
- 静音性
- ソーラーパネルの使いやすさ
- 耐久性
カーテン2は型落ちとなるため価格が安いのが大きなメリットです。
多くの販売サイトでカーテン3よりも割引が大きくなっており安く手に入れられる可能性が高いです。
それ以外の点では基本的にカーテン3が優れており、特に静音性では大きな差があります。
新規搭載されたQuietDriftは動いているか分からない程の速度で静かに動くため家電の稼働音が苦手な方でも採用しやすいです。
また、ソーラーパネルを使用する場合、ひさしのある窓ではカーテン2の構造では採用しづらいです。
ソーラーパネルでの充電を考えているならカーテン3の方が使いやすいです。
耐久性に関してもカーテン3は2倍も向上しています。
長く使用できることを考えれば価格面のデメリットも解消できるでしょう。
その他の比較は以下の表で確認してください。
カーテン3 | カーテン2 | |
---|---|---|
カーテンレールの種類 | U型/角型 ポールタイプ I型 | U型/角型 ポールタイプ I型 |
耐荷重 | ポールタイプ:15㎏ I型:15㎏ | U型/角型:16㎏ポールタイプ:5㎏ I型:8㎏ | U型/角型:8㎏
搭載モード | QuietDriftモード | 高性能モード静音モード | 高性能モード
バッテリー | 満充電後約8か月 | 満充電後約8か月 |
ソーラーパネル | 〇 曇りでも充電可 | 〇 |
照度センサー | × ソーラーパネルに内蔵 | 〇 |
サードパーティサービス | Matter アレクサ Googleアシスタント Siri IFTTT SmartThings | Matter アレクサ Googleアシスタント Siri IFTTT SmartThings |
本体寿命 | 約10年 | 約5年 |
価格(定価) | 8,980円 | 9,980円 |
SwitchBotカーテン3の同梱物
SwitchBotカーテン3の内容は以下になります。
- 本体
- フック(本体に装着)
- フック取り付け用ロール
- Type-Cケーブル
- マグネット(位置決め用)
- ロール装着補助パーツ
- ロールアタッチメント
- リセットピン
- クリーニングティッシュ
- 取扱説明書
SwitchBotソーラーパネル3の同梱物
SwitchBotソーラーパネル3の内容は以下になります。
- 本体
- ガイドシール
- 取扱説明書
ガイドシールは本体裏面に張り付けられています。
SwitchBotカーテン3の使用感
SwitchBotカーテン3の使用感は生活は改善するけど使っている感はあまり無いと言った印象です。
自分の生活スタイルに合わせて開閉スケジュールを組んでいるためSwitchBotカーテン3を操作しなきゃと思って動かす場面が有りません。
目を覚ませばカーテンは開いていますし、仕事から帰宅した時にはカーテンは閉じています。
意識せずとも常に快適な状態に既になっているのがスマートホームの最大のメリットなのでSwitchBotカーテン3も例に漏れず快適に過ごせる空間を構築してくれます。
今回、SwitchBotカーテン3はリビングの掃き出し窓に設置しましたが、片開きの時は若干動作が不安定でしたが、両開きにすることで確実に開閉を行ってくれるようになりました。
ところが以前から使用していたカーテン2はカーテンは短めと言うこともあり問題なく片開きで運用できています。
今回、何通りか片開きと両開きを試しどのような条件下であれば両開きが良いかも検討しました。
両開きをオススメする条件は?
SwitchBotカーテン3の最大移動距離は3mなので一般的な窓のサイズであれば片開きでも十分に対応可能です。
また、パワーも十分にあるためしっかりとカーテンを引いてくれます。
それでも、両開きを選ぶべき条件はコチラです。
- カーテンレールの動きが重め
- 長いカーテンを使用している
- 重いカーテンを使用している
- 片側にカーテンが偏るのが気になる
カーテンレールの動きが重め
最も懸念する点はカーテンレールの滑りが悪い場合です。
古いレールになるとレールを支えるアームに干渉して動きが悪くなる場合があります。
カーテンを開いていくときにカーテンの重なり具合にレールの不具合がプラスすると押し込みきれずに途中で止まってしまいます。
両開きにするとカーテンを押す量が減少するのでスムーズに開くことができるのでカーテンレールが古いものの場合は両開きがオススメです。
長いカーテンを使用している
長いカーテンを使用している場合は注意が必要になります。
カーテンがジャバラに畳まっていく際に重量以上の負荷がかかるため開ききれない事があります。
長さの基準で言うと2m以上のベランダに出るような掃き出し窓、テラス窓に使用するカーテンに対しては両開きの方が適していると言えます。
重いカーテンを使用している
近年はカーテンも外からの視線を遮るためだけでなく、遮光や遮熱に特化したものが販売されています。
種類によって二重構造になっていたりと同じ長さでも重量や厚み、折り畳みやすさに差があることがあります。
そこまで長さがないカーテンでも特殊な加工等がされた重めなカーテンを使用している場合は両開きの方が適しているかもしれません。
片側にカーテンが偏るのが気になる
片側開きにするとカーテンは片側に偏ることになります。
普段両開きをしていた場合はカーテンが偏る景観には違和感を感じる可能性があります。
リビングなどの人の目があるような場所では特に気になるかもしれません。
試しにカーテンを片方に寄せてみてちょっとおかしいなと思うのであれば両開きにした方が良いでしょう。
両開き設定を行う注意点としてカーテン2とカーテン3では組み合わせることができないと言う点には注意しましょう。
SwitchBotカーテン3の設定、設置方法
SwitchBotカーテン3の設定と設置方法について解説します。
SwitchBotアプリを使用してデバイス登録を行っていきますが、アプリの登録手順解説が以前と比較して大幅に分かりやすくなったので家電の登録や設置が苦手な方でも手軽に導入できるようになりました。
我が家のカーテンレールはC型レールなので解説はU型/角型のものとなります。
SwitchBotのデバイスを初めて購入した場合はスマホアプリのダウンロードを事前に行いましょう。
アプリの準備ができたらカーテン3の追加をしていきます。
ホーム画面の+ボタンをタップしてデバイスの追加をタップします。
デバイスの追加画面からカーテンを選んでタップする。
Bluetoothデバイスを検索中の項目に見当たらない時は手動で追加のホーム自動化から探します。
本体背面のボタンを長押ししたら次へをタップします。
本体底のランプが点滅したら次へをタップします。
デバイス検出が開始され、接続が完了するまで待ちます。
終了後にファームウェアアップデートが要求された場合はアップデートを行います。
片開きか両開きを選択すると追加画面に移行します。
アプリへの追加はここまでで完了です。
引き続き設定する場合は設置を開始をタップします。
デバイスの追加後はいつでも設置、設定が可能となります。
設置に関してもアプリからの指示通りに行うことで簡単に設置を行うことができます。
今回はU型レールをタップします。
図解説明と動画説明いずれかを選択します。
図解説明を選択した場合は一通り図解を見るかスキップをタップすることで次に進むことができます。
ここまで来たらアプリ操作をやめて本体の設置を開始します。
SwitchBotカーテン3をカーテンレールに設置していきます。
設置自体は簡単ですが若干コツがいるためしっかり確認をしてから挑みましょう。
本体を横向きにしてローラーをレールの隙間に差し込みます。
ローラーが抜けないように注意しながら本体を正面に向けます。
この時SwitchBotの文字が部屋側に向くようにします。
横に向けるだけでは本体ローラーがレールに干渉するので、若干下に引き下げながら正面を向けましょう。
反対側のフックは簡単に設置できます。
ローラーがレールに入った状態のまま本体にフックを取り付けます。
フックにはツメが付いているため先にツメを差し込んでから取り付けます。
カチッと音が鳴るまでしっかり押し込みます。
本体とフックの間に隙間が無ければ完了です。
カーテンレールに設置できたらアプリから設定を再開します。
カーテン3のSwitchBotの文字が部屋側に向いているのを確認したら次へをタップします。
SwitchBotカーテン3をカーテンが完全に閉まった位置まで動かします。
位置が決まったら位置決め用マグネットを貼り付けます。
マグネットは割と微調整するためレールが金属の場合は両面テープで貼り付けずに使用しましょう。
マグネットはカーテンが左開きの場合は、本体ローラの真ん中から右側の位置に貼り付けます。
設置が完了したら移動距離調節へをタップします。
今回は左開きで設置したので左開きを選択して確認をタップします。
カーテン3が自動で動き出し、1度開閉が終わると調整が完了します。
ハブがすでにある場合は連携を要求されるのでオンにしたら初期設定は終了です。
カーテンの1番外側を1度外してカーテン3が外側になるようにカーテンを戻します。
ソーラーパネルがある場合はこの時に取り付けしておきましょう。
両開きカーテンの設定方法
SwitchBotカーテン3は1度設定したカーテン3の詳細設定から両開きの設定へ変更することができます。
アプリ内に事前に追加しておいた2つのデバイスをグループ化することで手軽に変更が可能です。
デバイスの設定画面を開き両開きカーテンを設置をタップする。
+ボタンをタップしてグループ化したいカーテン3を選択して確認をタップします。
カーテン2などが自宅にある場合は非対応モデルとして表示されるため追加はできません。
また、ここからでも未登録のカーテン3を追加することもできます。
グループに設定するをタップして次に進みます。
タップするとグループ化が開始されます。
カーテン3のアイコンの右上に2と表記されているのでグループデバイスと見分けられるようになっています。
レールへの設置は片開きデバイスと同じ方法になりますが、全閉状態は2つのカーテン3が真ん中に来る状態となります。
マグネットは本体のローラーの中心からレールの中心に向けて設置をします。
マグネットの矢印は><となるように貼り付けます。
設置が終わったらアプリで移動距離の調整を行います。
U型レールをタップします。
底部のランプが点滅しているのがどちらかを確認して左右どちらかを選択して次へをタップします。
全閉位置の位置調節が完了したら移動距離調節へをタップする。
マグネットを検出するをタップするとカーテン3が移動し始めます。
カーテン3が開閉を終えるとデバイス画面になり設定が完了します。
最後にカーテン3が外側になるようにカーテンを戻します。
SwitchBotカーテン3の便利な使用方法
SwitchBotカーテン3をより便利に使用するなら他のSwitchBot製品とや家電と組み合わせて自動化させましょう。
ここではその一例を紹介します。
スマートスピーカー+SwitchBotカーテン3
最もスマートカーテンと組み合わせてデバイスNo.1がスマートスピーカーかと思います。
やはり、声でカーテンを操作できる近未来感は便利かどうかという点を無視しても使っていて気分がよくなります。
基本的にはスケジュールで開閉をコントロールするのがオススメですが、日差しが強すぎたり空調との兼ね合いでカーテンを開け閉めしたい場合があります。
ちょっとしたカーテンを操作したい場面で声でカーテン操作できることが便利に感じます。
音声操作とスマートカーテンの相性は非常に良いので是非とも試して欲しい組み合わせです。
SwitchBot開閉センサー+SwitchBotカーテン3
SwitchBot開閉センサーとSwitchBotカーテン3の組み合わせは非常にオススメです。
開閉センサーと組み合わせることで外出時にカーテンを閉めるという必要性をなくしてくれます。
出勤時はもちろんですが、泊りなどで家をしばらく開ける時にも閉め忘れが無くなるので非常に便利です。
我が家ではカーテン3だけでなく照明や換気扇のスイッチ、エアコンなども一緒に組み合わせて外出時は特に戸締りなどせずに出るだけでOKという状態にしています。
SwitchBotカーテン3を組み合わせたことでカーテンすら閉めずに出かけられるようになったので最高の使用感です。
同様の使用方法としてSwitchBotロックも組み合わせることが可能です。
SwitchBotロックのレビューはコチラから
SwitchBotリモートボタン+SwitchBotカーテン3
SwitchBotリモートボタンはSwitchBot製品をコントロールしたり、シーン設定を組み込むことのできるデバイスです。
仕事上生活が不規則で同じ時間にカーテンを開けたくない場合にスイッチを押すだけでカーテンを開けることができるようになります。
スマホでも操作はできますがスマホをベッド周りに置きたくない人やスマホを持っていない方でも手軽にカーテンを操作することができます。
SwitchBotカーテン3のメリット、デメリット
SwitchBotカーテン3のメリット、デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
生活に合わせて開閉設定ができる セキュリティ向上にも繋がる 手の届かないカーテンもコントロールできる タッチ&ゴーで手でもカーテンをコントロール可能 設置、取り外しが簡単にできる 静音性が大きく向上 専用ソーラーパネルが大幅に使いやすくなった マグネット検出で動作の精度が向上 | 本体価格が高め 便利な使用方法を使うにはハブが必須になる レースカーテンとソーラーパネルが併用できない カーテンを結合するクリップが付いていない タッチ&ゴーが片方だけで操作ができない |
SwitchBotカーテン3のメリット①生活に合わせて開閉設定ができる
カーテンの自動化で最も大きなメリットは自分の生活スタイルに合わせてカーテンの開閉をコントロールできるという点です。
日中にカーテンを開けて採光することで室内の湿度を下げてカビの発生を防いだり、照明代の節約、冬場なら室温を上げることもできます。
また、朝起きる時間にカーテンを開けることで日光によって目を覚ますことも可能です。
二度寝対策にもなるため朝が苦手な方にもオススメです。
スケジュール設定も曜日ごとなどに変更できるため、自分の生活スタイルに合わせて自由に日光を取り込めるメリットを受けることができます。
SwitchBotカーテン3のメリット②セキュリティ向上にも繋がる
日中にカーテンを開けたままにすることで気になる点がセキュリティ面です。
朝カーテンを開けて出勤すると帰宅が遅い方の場合は遅い時間までカーテンが開いたままになるので防犯上あまり良くないです。
SwitchBotカーテン3を導入すると、出勤時にカーテンを自動で閉じることも日中だけ開いた状態で日没後には閉めるといった調整ができます。
また、照明のコントロールを組み合わせると更にセキュリティの向上を図ることもできます。
SwitchBotカーテン3のメリット③手の届かないカーテンもコントロールできる
家具などに遮られてカーテンの開け閉めが難しくなっている窓にもSwitchBotカーテン3は有効です。
手の届きづらい窓のカーテンを開けることができると彩光量が増えるので部屋が明るくなります。
また、手の届きづらい場所に設置すると充電の心配が出てきますがソーラーパネルを使用することで充電のために取り外したりする必要もありません。
普段開けるのに手間を感じる窓のカーテンで使用するとよりメリットを感じやすくなります。
ふきだし
我が家の寝室はベッドに乗らないとカーテンが閉めづらいので自動化することでお風呂前にベッドに乗る必要が無くなりました。
潔癖気味な方にはオススメですよ。
SwitchBotカーテン3のメリット④タッチ&ゴーで手でもカーテンをコントロール可能
タッチ&ゴー機能は手でカーテンを少し引くとセンサーが感知して開閉をしてくれる機能です。
スマホ操作やスケジュール操作も便利ですがカーテンのすぐ近くに居るときは手でサッと開け閉めした方が早いなって思う場面もあります。
タッチ&ゴーはSwitchBotカーテン3が物理的に5㎝動かされた場合に作動します。
手動でも遠隔でもカーテンの開閉を行えるので非常に便利な機能です。
SwitchBotカーテン3のメリット⑤設置、取り外しが簡単にできる
SwitchBotカーテン3は最初は設置にコツが必要ですが、慣れてしまうと非常に簡単に着脱ができるようになります。
また、カーテン2と比較するとフックパーツの着脱のしやすさが大幅に改善しました。
本体が大型化したことで持ちやすくなったため設置の際もしっかり本体を持って行えるのも簡単になった要因です。
SwitchBotカーテン3のメリット⑥静音性が大きく向上
SwitchBotカーテン3の進化のポイントで1番驚いたのが静音性です。
モーター音が非常に小さいにもかかわらずしっかりカーテンレールの中を動いてくれます。
また、新モードであるQuietDriftはゆっくりと動く代わりに音も非常に小さいというものです。
動作していることを意識しなければほぼ気が付かないレベルの音しか出ません。
音に敏感な方には活用して頂きたい機能です。
高性能モードでも前作のカーテン2よりも静音性能は高くなっています。
普段使いであれば高性能モードでも十分静かです。
SwitchBotカーテン3のメリット⑦専用ソーラーパネルが大幅に使いやすくなった
SwitchBotカーテン3の大きな変更点の1つが専用ソーラーパネルの使い方です。
SwitchBotカーテン2にもソーラーパネルは有りましたが運用が日本の家屋形態と合わない印象でした。
本体に直接固定する方法と別の場所に設置してケーブルで繋ぐ方法がありますが、カーテン本体に固定すると日本の家屋の多くが窓に庇(ひさし)が付いているため日光が当たらないという欠点がありました。
今回、SwitchBotカーテン3のソーラーパネルは本体下に固定してぶら下げる方式を採用することで庇のある窓でも採用しやすくなりました。
また、折りたたみ可能な固定ポールを採用したことでぶら下がった状態でもパネルが窓にしっかり向き、角度調節を行うことで高さの確保できない窓での採用や日光をしっかり当てる事にも役立つ様になりました。
ソーラーパネルの使い勝手が大きく向上したことで充電不安が無くなったのは大きなメリットです。
SwitchBotカーテン3のメリット⑧マグネット検出で動作の精度が向上
SwitchBotカーテン3は操作のコントロール方法としてマグネットによる制御を採用しています。
カーテンレールはホコリが溜まりやすい性質上前作のカーテン2ではローラーが空回りして本来の位置まで動かないと言うことがありました。
SwitchBotカーテン3では停止位置に専用のマグネットを設置することでレールの途中でローラーが空回りした場合でも停止位置まで移動してくれるようになりました。
より動作が安定するためマグネット制御は非常に良い機能と感じました。
SwitchBotカーテン3のデメリット①本体価格が高め
スマートカーテンは洗濯機や電子レンジなどのような家電と異なりここ数年で出てきた家電です。
カーテンを自動化する意味や生活のイメージがつかないのでSwitchBotカーテン3の価格を見るとかなり高く感じるのでは無いかと思います。
実際僕自身も使用してみるまではちょっと高い気がすると思っていましたが、カーテンの開け閉めが自動になる便利さが分かるとそこまで高いと感じなくなりました。
両側開きにするとソーラーパネルを含むといきなり2万円以上の出費となります。
どうしても値段が気になるのであればセール期間中に1つ試しで購入してみましょう。
カーテン2であればお得に購入できることがありますよ。
SwitchBotカーテン3のデメリット②便利な使用方法を使うにはハブが必須になる
SwitchBotカーテン3が真の価値を発揮するのは他の家電やSwitchBotデバイスと組み合わせて使用する場合です。
この機能を使用するにはハブ機能を有するSwitchBot製品を導入しておく必要があります。
ハブ機能を有する製品はいくつかありますが、最も有効に活用できるのはスマートリモコンです。
どのリモコンと組み合わせると良いかは人によって変わるのでコチラの比較記事で確認してみましょう。
SwitchBotカーテン3のデメリット③レースカーテンとソーラーパネルが併用できない
SwitchBotカーテン3を使用する上で個人的に最も残念だったのがレースカーテン問題です。
レースカーテンは外からの目隠し効果や遮光、遮熱効果を大きく向上させるものですが、レースカーテンを使用するとソーラーパネルが機能しません。
直射日光をしっかり遮ってくれるレースカーテンと直射日光を当てる必要があるソーラーパネルは真逆の運用となるため相性が悪いのが残念でした。
この問題はソーラーパネルの特性上解決は難しいのかなと思います。
SwitchBotカーテン3のデメリット④カーテンを結合するクリップが付いていない
片開きで運用する場合のみのデメリットですがカーテン2のころには両開きを片開きにするためのカーテンクリップが付属していました。
このクリップの使用感は良かったので今回も是非付属して欲しかったです。
SwitchBotカーテン3のデメリット⑤タッチ&ゴーが片方だけで操作ができない
こちらは両開きで設定している際のデメリットになりますが、タッチ&ゴーが片方だけに設定できない点です。
SwitchBotカーテン3を両開きで使用している時アプリ内での操作であれば連動を解除して片方だけを動かす設定にすることができます。
個人的には両開きのカーテンを片方だけ閉めたいシーンがあるためタッチ&ゴーの際も連動を解除する設定があると良かったのにと思うことがありました。
アプリのアップデートでも解消できる内容だと思うので今後対応して頂けると嬉しいですね。
SwitchBotシリーズのオススメの購入方法は?
SwitchBotシリーズは家電量販店などの実店舗で購入が可能ですが、季節性が無いタイプの商品が多いため割引になることが少ないです。
そのため、SwitchBotシリーズは実店舗で購入するよりネット通販で購入した方がお得になる場合が多いです。
ここではオススメの購入方法を紹介していきます。
最安値ならAmazonのセール期間を狙って購入する
AmazonはSwitchBotのセールが頻繁に行われています。
毎月行われるタイムセール祭りはもちろん、Amazonの中でも大型のセールであるプライムデーのセールやBlack Fridayセールでは大幅な割引がされることが多いです。
特にSwitchBot hub miniとスマートスピーカーを一緒に購入するのであればAmazonのセール中にセット商品を購入するとかなりお得に購入が可能です。
公式サイトのキャンペーンやセット割を活用する
Amazonや楽天市場と比較すると若干ハードルが高くなりそうな公式サイトでの購入ですが、公式サイトで購入する場合に受けることができるメリットは非常に大きいです。
- 2,000円以上の購入で送料無料 ※北海道、沖縄などを除く
- Amazonにはないお得なセット商品がある
- 30日間の交換・返品サービスあり
- 決済方法が豊富
- 平日 午前10:30~13:30 午後15:00~19:00のカスタマーサポート完備
\ 返品・返金保証あり /
公式サイトでは頻繁にキャンペーンが開催されます。
各キャンペーンの開催状況は公式サイトからチェックしてみてください。
毎週火曜日はタイムセールを開催中
他のクーポンコードやポイント割引との併用はできませんが、毎週火曜日には24時間限定のタイムセールも開催されています。
セールの対象製品はカートに入れるだけで割引価格が自動的に表示されます。
また、公式サイトで使用できるポイントを割引率の高いクーポンとの交換ができるキャンペーンも開催されているため気になる商品があるなら事前にクーポンに交換しておくのもありです。
セール対象商品もクーポン交換対象商品も毎週変更されるため火曜日には公式サイトを覗いてみましょう。
期間限定セール開催
公式サイトで新キャンペーンの開催が決定しました。
開催期間は2024年3月11日(月)0:00〜2024年3月17日(日)23:59となっています。
今回のセールは最大17,450円OFFが目玉となっています。
今回もカートに入れた時点で割引が適用されるため面倒なクーポンコードの入力も必要ありません。
その他の人気商品も大幅に割引されているので一部を紹介。
公式サイトでは今回掲載している商品以外にも多くの商品が大幅な割引となっています。
また、セール期間中にすでにSwitchBot会員の方にセール価格と併用できるクーポンがお得にポイントと交換できるキャンペーンも開催されます。
普段は1Pにつき1円の割引となっているので4倍もお得に使うことができます。
本キャンペーンを𝕏(旧Twitter)にシェアするとブラックカラーのhub miniが5名に当たる企画も同時開催中です。
キャンペーンの詳細はコチラから
→ SwitchBot公式販売サイト
デバイス追加でポイントが貯まるSwitchBotポイント実施中
SwitchBotはポイントサービスを開始しました。
ポイントはSwitchBotデバイスを購入後にアプリでデバイスを追加することで受け取ることができます。
溜まったポイントはSwitchBot公式サイト内で使用できるクーポンと交換ができるため、デバイスを追加すればするほどお得にデバイスを購入できるようになります。
SwitchBotポイントとは
SwitchBot公式サイト、または Amazon やその他の販売店でSwitchBot製品を購入し、新しいデバイスをアプリのアカウントに追加すると、ポイントがたまる会員サービスです。
ポイントが貯まると、お得なクーポンに交換し、抽選キャンペーンに参加が可能となります。
ポイントを貯めるには?
- SwitchBotアプリと公式サイトアカウントを保有
- SwitchBotデバイスを追加する
- アカウントのリンクを行い、ポイント数を確認
公式サイトのアカウントをお持ちでない場合、まずはここから公式サイトのアカウントを作成しましょう。
何に使える?
主な使用方法はクーポンに交換する方法と10ポイントを150円引きとして使用する方法の2択となります。
クーポンには使用可能金額と半年の使用期限、ポイントには購入金額の30%までの上限と1回につき200ポイントまでの上限があります。
細かいポイントの使用ルールはここから確認をしましょう。
他に買う物があるなら楽天市場のお買い物マラソンを活用する
SwitchBotシリーズ以外に多くの買い物を予定しているのであれば楽天お買い物マラソンの活用もオススメです。
SwitchBotデバイスは多くが1,000円以上のためお買い物マラソンの条件を満たしてくれます。
楽天サービスを多く使用している方であれば最大40%近くのポイント還元を受けることができます。
楽天市場の価格は若干高い傾向があるのでポイント還元がたくさん期待できるタイミングで活用しましょう。
まとめ 近未来を感じられるオートメーションデバイス
SwitchBotカーテン3はカーテンの開け閉めを完全自動化できるホームオートメーションデバイスです。
簡単な作業であるカーテンの開け閉めという行為ですが自動化すると思いのほか多くの恩恵を得ることができます。
自分の生活リズムに合わせながらしっかり採光できるので日光を取り入れるメリットを受けながらセキュリティ面も低下させないという両対応が可能です。
また、簡単な作業すら自動化するという点で家自体が新しくなったような錯覚も感じられます。
近未来感を感じられることが所有欲に繋がり結果として気分が良くなります。
少し高めのデバイスですが生活の質も大きく変えてくれるので是非とも試していただきたいです。
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