Google AdSenseに有用性の低いコンテンツと指摘されるもすぐに乗り越えた話【独自対策も解説】

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先月末僕はGoogle AdSenseの審査に落ちました。

合格したブログや不合格だったブログをTwitterで検索しては見て回っていましたが、実際に合格と不合格のラインギリギリの人ブログの場合そんなに大きな差は感じられませんでした。

アドセンスに落ちたという方は割と多くいる印象です。

そして、アドセンスに落ちた方は落ち込んでいる人も多くいる印象です。

その為、落ちたこと自体をあまり気にしていなかった僕がしっかり検証してみようと思い立ちました。

あまり落ちすぎると審査ができなくなることがあるとのことだったので5回くらいまでなら落ちてもいいくらいの気持ちで臨みました。

今回僕が審査に落ちた理由は「有用性の低いコンテンツ」でした。

これは割とニッチな記事を書きたくなってしまう僕には自覚があったものなので納得してしまいます。

でも、コンテンツの内容での評価となると自分の思いや考えを全否定されたような気持ちになりませんか?

辛いですよね。

僕は最終的には2回目の審査で合格をしました。

この記事には細かい時系列や僕が何を思ってどんな行動をしたのかを書いています。

状況によって欲しい情報が異なると思ったのでここまでの情報は不要かなと思った内容も全部入れています。

不必要な部分は読み飛ばすか目次からジャンプして見てみて下さい。

そして、アドセンスに落ちて辛い思いをしている人に先に伝えたいのは「あなたのブログは誰かにとっては無価値なものでも他の誰かにとっては有益な可能性がある。」と言うことです。

今回の僕のブログの審査で僕自身それを強く感じましたし、審査に落ちたブログでも良い部分が沢山あって本当に勉強になりました。

この記事はこのことに対する感謝の気持ちを還元するつもりで書きましたので、1つでも良いですし全部でも良いのでこの記事から使えそうなものを持っていって下さい。

追記:改めてGoogleアドセンスの対策についてまとめています。こちらも参考にしていただければと思います。

目次

僕のブログについて

まず、僕のブログについてです。

僕のブログは所謂雑記ブログになります。

基本的には子育て関連の記事と家電やガジェットに関するレビュー記事を書いています。

更新は毎日ではありませんが日、火、木曜日の定期定時(AM7:00)での更新をしています。

審査中もこのサイクルを崩すことはしませんでした。

一番最初に書いたYouTube Premiumの記事以外は基本的に自分で撮影した写真や手書きのイラストを掲載していました。

アドセンス審査が通るまではアフィリエイトリンクは一切貼っていませんでした。

時系列 審査開始から

ここでは細かい時系列や僕の掲載している記事の情報を書いています。

非常に長いので不必要な方は読み飛ばして下さい。

2021/6/18 夜 初めて申請

実は、もう少し早い段階で申請自体は出したかったのですが使用しているサーバーのコノハウイングのアドレス変更を間違えていたためログインできず審査用のコードを貼れませんでした。

ちなみにアドレス変更を間違えてどうしようもない時はお問い合わせフォームから申請すると郵送で対応してくれます。

この郵便通知が到着したためアドセンスのコードを貼ることができ申請ができました。

申請前の記事について

記事の種類記事の内容文字数
自己紹介系自己紹介
家族紹介
1380字
2622字
レビュー系YouTube Premium
完全ワイヤレスイヤホン
WWDC2021
4706字
5601字
3102字
子育て系ゼンカイジャー
お菓子作り
2217字
6504字

ここまで投稿した記事数は7つです。

イラストが入っている家族紹介とゼンカイジャーの記事は文字数が少なくなっていますが、基本的には〇〇字以上の文字数がある記事を書きましょうと言うノルマはクリアしています。

この中で自分ではしっかり書いたつもりの記事はYouTubeと完全ワイヤレスイヤホンとお菓子作りの3つです。

今となっては自分の未熟を直視させられるような内容となっていますが開始間もない時期とい事を考慮すれば頑張っていると言っても良いのではないかと思っています。

申請後の記事について

記事の種類内容文字数
子育て系続・お菓子作り
ミニプラ ゼンカイオー
2013字
3460字
家電レビュー食洗機前編
食洗機後編
7906字
11177字

記事数は4つです。

子育て系はイラストを入れるためやはり少な目の文字数となっています。

特に力を入れたのは家電レビューの2つの記事です。

この機種に関するレビューとしては他の記事には簡単には負けないぞと思えるくらい熱を込めて書きました。

この記事には徹底解説シリーズというカテゴリーを付けているくらいに気に入っています。

そして、この記事が僕のブログの方向性を示してくれたと思っています。

2021/6/29 審査落ちの通知

この画面とはできれば会いたくなかった

Gmailに通知が届きました。

アドセンスのサイトで内容の確認をすると有用性の低いコンテンツという項目のみがありました。

これは、多くの人の役に立つ記事がないので広告を貼りませんと言う意味です。

直近に投稿していた家電のレビューに関しては頑張っていたのでその部分ではショックでしたね。

しかし、この機種を検討するような対象者がかなり狭い範囲であると言うことも考えると納得できない訳ではありませんでした。

そして、他の部分で引っかかっている訳ではないので上手くやれば通りそうかなと楽観的にも考えていました。

2021/6/29 7:30頃 再申請

有用性が低いと言うのがなんとなく引っかかったので即再審査を申請しました。

人が評価している部分なら他の人が見ればまた意見も変わるのではないかと言う仮説を立てていました。

あと、落ちた場合に審査の内容に変化がないかの確認をしたかったのもあります。

数回アドセンスに落ちたと言う方が審査落ち理由が前回と前々回で違っていたとの内容を見たことがあった為です。

しかし、再申請時も同じ人が審査する場合は流石に何も対策をしていないとなると心象が悪いためプロフィールのみ修正をしました。

これは家電レビュー全体に信憑性を持たせる為です。

プロフィールの家電に関わる部分を強調したものとしました。

再申請後の記事について

記事の種類内容文字数
子育て系ゼンカイジャー変身アイテムについて5217字
投資系つみたてNISAのための基礎知識6780字

投資関係の記事はYMYLにかかるのではと思って避けていたのですが、投資系のブログでもアドセンスに通っているの人を何人か確認していたので書くことに決めました。

更に、広い範囲を対象にする必要があったので初心者向けとして記事を書きました。

2021/7/1 9:21 合格通知

会いたかったやつ

無事に合格の通知を受け取ることができました。

今回のパターンからの分析

今回、僕の場合は有用性が低いという判定にも関わらず即再申請後に合格という結果になりました。

対策となる記事を書いてはいたものの、更新したのは合格通知の来た日の7:00なので読んでもらっていたのかは定かではありません。

読んでもらっていたとしても、再申請後は対策記事1つと日記に近い子育ての記事とプロフィールの修正です。

つまり、再申請前後でブログ全体としては殆ど変わっていなかったと言える状況です。

この状況で結果が180°変わるとすれば変わったのはGoogle側だと考えることができます。

この事から、コンテンツ評価をする際は人が審査をしており審査者は毎回異なる可能性が高いという事です。

読み手が変わるのであれば同じ記事であっても印象は変わります。

たまたま今回の審査者には刺さらなかった場合でも次の審査者には刺さるかもしれません。

気を落とさずにチャレンジすればいつかは通る可能性が十分にあると思います。

多くの方の記事の傾向を見てきて再考した内容の記事はこちらから↓

基本的にアドセンスの評価は減点方式だがコンテンツ内容は違うかも?

僕自身アドセンス対策のために、合格した人、不合格だった人の記事やブログ全体を多く見てきました。

合格した人の多くは、おおよそアドセンス対策と言われる項目を全て実行している人ばかりではありませんでした。

これは、対策とされている項目が達成できていない場合は○点減点といった形で評価されているためだと思います。

お問い合わせフォームが無ければ-10点、お酒を扱う内容であれば-50点といった形です。

機械的に減点されているであろう項目

これはブログ内に有るか無いかで判断できるので減点しやすいと思われます。

但し、あくまでも予測の範疇ですので参考までにお願いします。

  • コンテンツの量
  • NGワードの数
  • 一般的に設置が必要とされるページや機能
コンテンツの量

文字数に関しては情報の量に直結するため必ず評価に入っていると思われます。

1記事に対して最低何文字以上無いと減点という項目はあるかもしれませんが基本的に投稿されているコンテンツ全体での文字数が重要だと思われます。

10記事で平均文字数が2000文字と20記事で平均文字数が1000字は価値としては同等の扱いの可能性が高いと思われます。

この部分は低品質なコンテンツにも関与するかもしれません。

NGワードの数

これはサイト全体をチェッカーにかけるだけで確認ができます。

ブロガーが個人でも確認できることになるのでこれを審査員が確認しない理由が無いと思われます。

ワードごとに減点される点数が異なる可能性があるので審査前に確認した方が良いと思います。

アドセンスのポリシー違反もここでふるいにかけているかもしれません。

一般的に設置が必要とされているページや機能

多くの先輩ブロガーが必要だと言っている項目ですね。

  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせフォーム
  • プロフィール
  • グローバルメニュー
  • サイトマップ

まだ他にもあるかもしれませんが多くの方が共通して言っているのはこの辺りです。

これらは初心者でも簡単に設置が可能で、トラブルの回避だけでなくサイト訪問者の回遊にも大きく関与するため設置の有無が評価されているものと思われます。

プライバシーポリシーやお問い合わせフォームは設置していなかっただけで落ちたという方もいるので特に点数が高い可能性が考えられます。

機械的に減点ができないため審査員ごとに評価が変わりそうな内容

Googleの審査員は優秀な人達であったとしても各分野のプロフェッショナルではありません。

つまり、本当に細かな内容に関しては評価が難しいのです。

そうなると、評価をしているのはこの辺りになるのでは無いかと思います。

コンテンツ評価のポイント

  • 記事が読み易いか
  • 書かれている内容が役に立ちそうな内容か
  • 検索された結果として提示された内容が満足いくものかどうか
  • 記事の内容に裏付けがありそうか
  • 広告主に著しい不利益がないか

とは言ったものの評価しているのが人である以上読んだ記事の印象はそれぞれ評価が異なってきます。

また、読んだ人によって加点されている内容もあると考えられます。

特殊経歴や珍しい体験をした記事や、専門性が著しく高い記事は減点項目があっても審査が通っています。

これは加点評価がされていないと説明ができません。

但し、これも読み手で変わってしまいます。

お酒が嫌いな審査者がお酒の記事を見たら内容がどれほど専門性が高くても加点の度合いは低くなってしまうでしょう。

逆にお酒が好きな審査者であればかなり高評価で加点量も増える可能性があります。

逆に、内容が珍しい内容でもなくても審査に通っているパターンもあります。

それはめちゃくちゃPV数を稼げている場合です。

既にユーザーが多く付いている場合は高確率で通ります。

記事の内容というよりも運営者がコンテンツとして成立しているためです。

僕がここでコーンフレークを語るよりもミル○ボーイが語った方が絶対的に効果があります。

イラスト系やオリジナル漫画もコンテンツとして成り立ちそうであれば審査は通っている印象です。

これらのパターンには大きな加点要素が入っている可能性が高いです。

具体的な対策は?

コンテンツ関連で対策が必要なことは個人で変わってくるとは思いますが、有用性が低いに引っかかった場合は以下の対策がポイントとなりそうです

  • とりあえず減点項目に関わりそうなページ、機能の作成を全てやる
  • 書いた人に付加価値をつけることで記事全体の価値を底上げする
  • ターゲットを広げるための新しい記事を書くことでブログ全体の価値を底上げする

とりあえず減点項目に関わりそうなページ、機能の作成を全てやる

力技感はありますが効果は高いと思います。

これをすることで、最悪コンテンツは多少合格ラインに追い付かなくても他の原点項目さえなければ審査が通る見込みは十分にあります。

この辺がアドセンスは対策をすれば通ることができると言われる所以ですね。

書いた人に付加価値を付けて記事全体の価値を底上げする

まずは笑わずに僕のプロフィールのビフォーアフターを見てください。

もし、同じ家電を扱うブログだったとしてどちらの話が信用できますか。

恐らく大多数の方が右を選ぶと思います。

でも、これはどちらも僕ですし嘘もついていません。

書いている人のことはプロフィールでしか確認できないですが、逆にプロフィールがしっかりするだけで急に記事に信憑性が生まれます。

自分の書いている内容の分野とどのように関わってきたかを明記することは非常に効果的だと思います。

個人的には左も気に入ってたんだけど。

ターゲットを広げるための新しい記事を書くことでブログ全体の価値を底上げする

つまり、ピンポイントに当たる記事ではなく大勢の人が関心がある内容を狙って書くことです。

僕の場合はアドセンス対策記事として、コロナ関連で外に出ることが出来なくなったり将来に不安を抱えた方が副業や投資に関心を抱いているのでは無いかと思いました。

そのため、これから投資を始める方に向けて投資初心者向けの記事を書きました。

検索上位ワードの中から自分のブログジャンルに近いものを選ぶことが重要です。

自分のブログスタイルに合った記事の方が良いですが、最悪見つからなければアドセンスが通った後に引っ込めるつもりで書くのも手段だと思います。

過去の記事をリライトした方が良いのか?

記事のリライトは十分対策になると思います。

但し、僕はリライトするよりも対象者を広げることで確実に有用性を高めることに繋がる新しい記事を書いた方が簡単だと思っています。

下手にアドセンス用にリライトしてしまうと記事全体としてのバランスが悪くなり不自然さが出てしまうためその記事本来の価値を損なうかもしれない為です。

NGワードやアドセンスに引っかかりそうな表現のみを修正し、難しければ下書きに戻してしまう方が良いかもしれません。

まとめ

僕自身はアドセンスに落ちる事自体はある程度覚悟をしていたので大きなダメージはありませんでしたが、アドセンスに受かっていない状態ということには大きなストレスが掛かっていたのは確かです。

そのため、合格の通知を見た際にはスーッと楽になった感じがしたのを覚えています。

まぁ、その日が記事更新日だったのであまり寝ていなかったのもありますが。

アドセンスに合格していない状態は辛いと思いますが落ちたことに対して過度に落ち込む必要は無いと思います。

たまたま辛口の審査員に当たってしまったんだと思うくらいで丁度良いです。

僕が見てきたアドセンスに落ちたという方達のブログからはそれぞれ個性を感じることが出来たしもっと自信を持って良いと思うんです。

もうひと頑張り、あと一踏ん張り、次は絶対合格です!

僕もこれからも頑張っていきますので一緒にブログ続けていきましょう。

( ・´ー・`)

有用性の低いコンテンツと価値の低い広告枠の関係性からアドセンス対策を再考した記事はこちらから↓

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