僕はブログ運営はiPadとiPhoneのみで行っています。
記事の執筆はiPadにキーボードを接続して行なっていますが、今まではスタンド等は特に使用していませんでした。
スマートフォリオっぽいサードパーティー製のカバーでiPadを立てて運用していましたが高さや角度に自由度がないため肩や首が痛くなることがよく有りました。
姿勢が変われば少しは楽に執筆ができるかと思いスタンドを検討していたところ、AnkerよりAnker 551 USB-C ハブが2022年6月に発売されることを知ったので実際に購入して使用してみました。
Anker 551 USB-C ハブとは
Anker 551 USB-C ハブはアンカー・ジャパン株式会社より販売されているタブレットスタンドとUSBハブが一体となった製品です。
まずはどのような商品かの紹介をしていきます。
パッケージ内容
内容は本体の他にはケーブルと説明書などが入っているのみです。
ハブとタブレットを接続するケーブルは入っているので間違って追加購入しないようにしましょう。
同梱されているケーブルはどちらもUSB-Cの端子になっています。
アームの可動範囲
Anker 551 USB-C ハブのアームの稼働範囲はハブ部は70°、タブレット側は180°可動となっています。
カタログ通り約70°の可動範囲でした。
タブレット側は実は180°以上可動できますが使用シーンは無さそうです。
可動部はそれぞれ無段階調整が可能です。
かなり固めになっているため角度をつけた状態でのApple Pencil使用も十分可能です。
iPad Pro11インチモデルでの使用イメージ
Anker 551 USB-C ハブにiPadを設置してみました。
スマートフォリオで立てた際と比較するとかなり高くなりました。
11cmほど高さが上がります。
キーボードを置けばデスクトップライクに作業ができる上に、楽な姿勢で画面を見れるように調整もできるためゲームなども気軽に楽しむことができます。
縦向きの使用も可能ですが画面上部をタッチすると揺れて不安定になり易いので、アームを少し低めにしておくのが良さそうでした。
Apple Pencil使用時も問題なく可能です。
アームが少し手に干渉しますがそこまで気になることはない程度です。
アームの切り込みがあるのでホームバーからのスワイプの邪魔にならないがよかったです。
切り込みがあることでケーブルを繋いだ状態で縦横に置き方を変えられるのも地味に便利でした。
サイズ、色、重量について
折り畳むと大きさはiPhone13 Pro2台分で厚みはiPad Pro3台分ほどになります。
タブレット設置部と底面は全面にラバーが貼られているためタブレットや机を傷めることは無さそうです。
タブレットカバーを付けた状態でもアームからはみ出ることはありませんでした。
カラーはスペースグレーの本体と比較すると若干明るめですが個人的には気にならない程度です。
本体重量は625g、ケーブル込みで約650gの様です。
搭載ポートとそれぞれの位置について
ハブ部の両側面と背面にポートが搭載されています。
製品仕様
製品仕様 | 備考 | |
---|---|---|
サイズ | 143×141×28 | 折りたたみ時 |
重量 | 約650g | 本体実測625g |
内容 | 本体 USB-C to USB-Cケーブル 取扱説明書 18ヶ月保証+6ヶ月 カスタマーサポート | +6ヶ月保証はAnker会員登録後 |
搭載ポート詳細 | USB-A 3.1 Gen1 × 2 ※1 PD対応USB-C 充電ポート ※2 USB-C アップストリームポート microSDカードスロット ※3 SDカードスロット ※3 最大4K(60Hz)対応HDMIポート 3.5mm オーディオジャック | ※1 充電・映像出力非対応 ※2 最大入力100W出力85W、充電・映像出力非対応 ※3 最大104Mb/S |
対応OS | iPad OS13.0以降、Android 6.0以降 Windows10/8/7、macOS 10.12以降 | ー |
対応機種 | iPad Pro、iPad Air、Galaxy Tab Surface Pro、MacBook、XPSなど | ー |
Anker 551 USB-C ハブを使用して感じたメリットとデメリット
Anker 551 USB-C ハブは非常に使用感が良くブログ執筆には無くてはならない存在となりましたが、メリットばかりではありません。
ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
首や肩への負担が軽減された カバーを外しての運用がしやすくなった ハブを出し入れする必要が無くなった コンパクトなので移動が手軽にできる ラバーでしっかりホールドしてくれる | 他のスタンドと比べると重い 画面上部をタップすると揺れる 強力な充電器が必要になる 8-in-1だが実質7-in-1である Apple Pencil使用時にフックが干渉する |
Anker 551 USB-C ハブのメリット
- 首や肩への負担が軽減された
- カバーを外しての運用がしやすくなった
- USBハブを出し入れする必要がなくなった
- コンパクトなので移動が手軽にできる
- ラバーでしっかりホールドしてくれる
最もメリットとして大きかったのは首や肩の負担が軽減されたことです。
今まではタブレットカバーでiPadを立てて使用していたので、画面の高さが低く覗き込む姿勢で操作をしていました。
そのため長時間操作していると首、肩のこりがきつくなり時には頭痛や疲れ目にも悩まされていました。
高さだけでなく角度も自由度が増したため楽な姿勢での操作が可能となりました。
また、今まではカバーを外すとiPadを立てることができなくなるため自宅内でも常にカバーを付けて使用していました。
iPhoneにすらカバーを付けたくない派の僕にとっては、タブレットカバーはかなりずっしりとした重量感を感じます。
カバーを外してもスタンドがあるため自宅内での持ち運びに関しては薄くて軽いiPadの良さをさらに実感できる様になりました。
USBハブが一体となっているためハブを使いたくなったときに取りに行く必要がなくなったのも嬉しいポイントです。
Anker 551 USB-C ハブ自体も折り畳むと非常にコンパクトになるので移動させやすいのも大きいです。
しっかりと安定しているにも関わらず持ち運べるサイズなのでどこででも使うことができます。
頻繁に着脱することからタブレットや机との接触部が全面にラバーが貼られているためしっかりホールドされて不安定感がありません。
また、タブレットや机に擦れて傷がつく心配もしないで良いです。
Anker 551 USB-C ハブのデメリット
- 他のスタンドと比べると重い
- 画面上部をタップすると揺れる
- 強力な充電器が必要になる
- 8-in-1だが実質7-in-1である
- Apple Pencil使用時にフックが干渉する
軽すぎるとタブレットの重さに耐えられないためある程度の重量は必要ですが625gはちょっと重いかなといった印象です。
同じような商品にサンワダイレクトから販売されているスタンド型ドッキングステーションがありますがこちらは重量は約220gです。
安定性とトレードオフになりますが400gの差は持ち運びにはちょっとネックかなと思いました。
Anker 551 USB-C ハブの安定性はかなり高いですがタブレットの上部をタッチすると揺れてしまいます。
思いっきり押すようにしなければ特に問題には感じませんが縦置きの場合は倒れかねないので注意が必要です。
Anker 551 USB-C ハブはパススルーで充電が可能ですが高速充電を行うには45W以上の出力が必要となります。
また、ハブ本体へ15Wの給電が必要なため最大100Wの充電器を使用可能ですが実際に充電してくれるのは85W分に減ってしまう点も注意が必要です。
Anker 551 USB-C ハブは8-in-1となっています。
通常のハブの場合はタブレットと接続するための専用端子が有りますが、Anker 551 USB-C ハブは入力専用端子がないためUSB-C端子を1つ使用してタブレットと接続する必要があります。
そのため、ハブを使用する際は実質7-in-1の状態となります。
また、ハブを接続した状態ではUSB-Cの空きがないためUSB-Cで接続する機器を使用する際はUSB-Aの変換器が必要になってしまうのも個人的には微妙なところです。
Anker 551 USB-C ハブのフック部分に関してはApple Pencilを使用する場合に干渉するのは気になる点です。
ただし、これに関しては他の同じ様なスタンドの方が手に刺さるような感じになるとのことです。
Anker 551 USB-C ハブは絶妙な形状なので特に嫌な感じはしませんが気になる人には大きなデメリットになるかも知れません。
Anker 551 USB-C ハブを選ぶべき人は?
Anker 551 USB-C ハブを選ぶべき人は下記の8つに当てはまる方です。
- iPad使用時の姿勢を良くしたい
- 長時間iPadを使用する機会がある
- 画面をタッチ操作する機会が多い
- デスク周りをスッキリさせたい
- iPadのデータ転送を頻繁に行う
- iPadをサブディスプレイにする場合
- ビデオ会議をiPadのみで完結させたい
- 自分専用の作業デスクが無い場合
僕の場合は長時間iPadを使用するため姿勢をコントロールできるAnker 551 USB-C ハブは非常に満足してします。
マウス操作よりもタッチ操作の方が慣れている僕にとってAnker 551 USB-C ハブの重量感とラバーのホールド感は安心して操作ができる要因になっています。
扱いやすいスタンドとハブが一体になっていながらコンパクトに折り畳むこともできるのでデスク周りもスッキリするでしょう。
また、最近ではiPadを様々なシーンで活用できるようになってきたので、サブディスプレイとして使用したりZOOMなどのビデオ会議にiPadを使用したい際にも活躍してくれるでしょう。
僕のように自分専用の作業デスクが無い場合にも効果を発揮します。
僕はリビングのテーブルにAnker 551 USB-C ハブを置いて作業して終わったら折り畳んで保管しています。
Anker 551 USB-C ハブをお得に購入する方法
Ankerの商品は家電量販店などの実店舗でも購入できますが、基本的には通販の方がお得に購入できる場合が多いです。
ここではAnkerの商品をお得に購入する方法を紹介します。
Amazonのセール中に購入する
最もオススメの方法はAmazonの各セールで購入することです。
Ankerの製品はAmazonのセールで毎回大きく割引されています。
タイムセール祭りやPrime Day、ブラックフライデーセールの際は割引がされていないかのチェックをしましょう。
Anker公式サイトで購入する
Anker公式サイトでもAmazonのセールとリンクして割引をされる場合があります。
金額差はAmazonとほとんどないことが多いですが、公式サイトで購入した場合の方がお得になることがあります。
- Anker公式アプリインストール&会員登録で500円クーポンプレゼント
- 製品保証期間18ヶ月が+6ヶ月延長
- 保障期間後に製品不良が生じた際は27ヶ月までは20%OFFクーポンが貰える
- 4,000円以上のお買い物で送料無料
会員登録で500円クーポンと手厚い保証を受けることができるため安心も重視したのであれば公式サイトでの購入もオススメです。
\ 1〜5%のポイント還元も実施中 /
まとめ
Anker 551 USB-C ハブはスタンドとハブを一体とした商品です。
スタンドとしてもハブとしても高機能なためデスク周りの物も減ってスッキリすること間違いなしです。
僕のようなiPadで長時間作業をする方だけでなく、ゲームをしたり映画を観るといったエンタメ等を楽しむ時にもオススメです。
iPadの置き方に悩んでいるなら是非検討してみてください!
コメント