物を買うときはどの様な基準で購入していますか?
最近はレビュー系の動画やサイトで簡単に使用感が調べられるようになりました。
ところが、情報がたくさん有る反面、本当に価値のある情報がわかり辛くもなってしまいました。
YouTubeやブログ等の収入源は広告収入以外には企業案件と呼ばれる企業から直接宣伝費を貰って広告することやアフィリエイトプログラムという物を売って売却益の一部を受け取ることで成り立っています。
企業から依頼を受けているため使用感を過剰に評価している場合もあるため注意が必要です。
この記事では必要な物をしっかり自分で選んで無駄遣いを減らすためのコツを紹介します。
このような方に向けて書いています
- 広告やレビューで言われるがままに買い物をしてしまい後悔することが多い方
- 最初に値段ばかり気にして買うけれど結局納得がいかずに書い直すことがある方
- グレード別に展開されている商品の選び方に毎回迷ってしまう方
- 買い物をするときにどんな手順でリサーチすれば良いか分からない方
賢く買って浪費を減らしましょう!
無駄遣いを減らす鉄則
「買う理由が値段なら買うな。買わない理由が値段なら買え。」
僕が自転車競技を嗜んでいた頃に聞かされていた鉄則です。
この言葉の意味は、自分が欲しい機材を買うときに、値段が安いからという理由で買うと失敗し、値段が高いからと諦めようとした物を買ったときは後悔しないと言う意味です。
似たような言葉に「安かろう。悪かろう。」や「安物買いの銭失い」という言葉があります。
いずれも安物を選んでしまうと後悔が多いと言う意味です。
無駄遣いを減らすために6つの手順で買い物をしよう
無駄遣いを減らすためのリサーチから購入までの手順を紹介します。
実際の手順はこちらになります。
- 買う目的を明確にする
- 機材の相場をリサーチして普及モデルとハイエンドモデルの性能と価格をチェックする
- 高コスパモデルを基準にして予算を設定する
- 自分の買う目的から逸れないようにした上で予算とのバランスを取りつつグレードを選ぶ
- 性能差のほとんど無い旧モデルが有るかを確認する
- 実際に購入するモデルを決定する
❶買う目的を明確にする
大事なことは、リサーチを始める前に『ここだけは押さえておきたいポイント』を挙げておく事です。
リサーチを始めると売りたい側は沢山の売り文句を並べてきます。
このとき、「〇〇を買うのであれば絶対にこの機能はあった方がいいです!」と言う形で先入観を植え付けてくるでしょう。
売り手のセールスしたいポイントは必ずしも役に立つポイントではありません。
そのため、リサーチ前に何故買うのか、どういう機能が必要なのかを挙げておきましょう。
炊飯器を買う場合なら…
- 白米が炊ける
- 日々のメンテナンスが簡単
- 家族4人なので5.5合炊き
- 炊飯予約ができる
- 保温ができる
イヤホンを買うなら…
- 完全ワイヤレス
- Bluetooth接続
- スポーツでも使うので外れづらいカナル型
- 汗、雨対策で防水
このように絶対に外せないポイントを事前に挙げておくと後で機材を比較する時の重要な要素となります。
❷機材の相場をリサーチして普及モデルとハイエンドモデルの性能と価格をチェック
まずは買うものの相場を知らないといけません。
「買いたいもの 相場」で検索しても出てきますが、各メーカーの売れ筋モデルの価格が相場のボリュームゾーンになることが多いです。
このボリュームゾーンにあるモデルが普及モデルになります。
そして、普及モデルとハイエンドモデルをそれぞれチェックする必要があります。
ハイエンドモデルとはフラッグシップモデルとも言われその商品の顔となる最高級品です。
普及モデルにどのような技術が使用されているかを確認した上で、ハイエンドモデルの価格と1番アピールをしている機能が何かを確認しましょう。
❸高コスパモデルを基準にして予算を設定する
高コスパモデルとは価格に対する性能が高いモデルと言うことです。
そして、高コスパモデルは実は普及モデルと同一の場合が多いです。
普及モデルでは各メーカーがシェアを獲得するために凌ぎを削っています。
そのため限られたコストでライバルメーカーと差をつける必要があるためハイエンドモデルから転用した技術を盛り込み始めるグレードになります。
この価格帯を基準として予算を設定すると不必要な性能にお金を出して無駄遣いとなってしまう可能性を下げることに繋がります。
相場やハイエンドモデルの価格を知る前に予算を決めてしまうと、コスパモデル以下の金額に設定していた場合『安物買い』をしてしまう原因となります。
しっかりとリサーチした上で予算を決定することで後悔のない買い物ができる可能性がグンと上がります。
❹自分の買う目的から逸れないようにした上で予算とのバランスを取りつつグレードを選ぶ
ここでは、まず最初に決めていた『ここだけは押さえておきたいポイント』を確認しましょう。
リサーチを始める前に決めたポイントは実際に使用する場面で本当に自分が求めている部分になります。
売りたい側の最優先事項と買いたい側の最優先事項はズレている事があります。
良いと聞いていたから選んだのに実際には自分の生活スタイルとマッチしていなかったとなってしまうことを避けることができます。
そのため、ここでは求めている機能が備えられているグレードを選びましょう。
この部分は多少予算をオーバーしても妥協しない方が後悔が少ないことが多いです。
❺性能差のほとんど無い旧モデルが有るかを確認する
最後に旧モデルとの比較を行いましょう。
アウトレットモデルと聞くと少し馴染みがあるのでは無いかと思います。
家電や車などは毎年新モデルがリリースされていますが、多くがマイナーチェンジという基本性能の向上は少なく細部を変更するだけに留まることが多くあります。
アウトレットモデルになると基本性能はほとんど変わらずとも買うものによっては数万円安くなることも珍しくありません。
最新モデルがフルモデルチェンジという大きな性能向上が行われていない場合であればアウトレットモデルを選ぶことによって安く手に入れることが出来ます。
❻ここまでの行程を守った上で実際に購入するモデルを決める
この手順でリサーチと購入のモデルを決定することで価格面、性能面でも納得のいく買い物ができます。
安過ぎて使い勝手の悪い物を購入してしまうと買い直しに繋がるため結果として無駄な出費になります。
逆に高過ぎる物を購入してもその性能を使いこなす事が出来ず、これもまた無駄な出費となってしまいます。
①〜⑤までをきっちりこなしていれば今残っている選択肢からはどれを選んでも後悔は無いはずです。
最後は気に入った見た目なんかで決めると使う時のテンションも上がるかもしれませんね。
まとめ
今回、紹介した手順はこちらです。
- 買う目的を明確にする
- 機材の相場をリサーチして普及モデルとハイエンドモデルの性能と価格をチェックする
- 高コスパモデルを基準にして予算を設定する
- 自分の買う目的から逸れないようにした上で予算とのバランスを取りつつグレードを選ぶ
- 性能差のほとんど無い旧モデルが有るかを確認する
- 実際に購入するモデルを決定する
リサーチをしっかり行うと衝動買いをすることもなくなり、相場から外れた自分に合わない商品を購入することも無くなっていきます。
賢く買って理想的なライフスタイルを目指しましょう。
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